Asia Talent Teamライダー、ヘレスで健闘
レース1で31番グリッドからスタートしたタッチャコーン・ブアシー(Honda Racing Thailand)は12位フィニッシュ、松山拓磨(Asia Talent Team)は他者との接触で22位、マリオ・アジ(Astra Honda Racing Team)はDNFとなりました。レース2ではアジは8位、松山10位、ブアシー18位と健闘しました。
スペインのヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトで行われたFIM CEVレプソルMoto3ジュニア世界選手権第6戦は、両レースとも高い気温の中で行われました。レース1では、スタートからアジと松山は常にトップグループ内で戦いながらも、両ライダーともクラッシュによりポイントは獲得できませんでしたが、31番手スタートのブアシーは、12位まで順位を上げる戦いぶりを見せました。レース2では3人とも完走、アジは8位、松山は10位、そしてブアシーは18位フィニッシュでした。
レース1では、ブアシーが31番グリッドから12位フィニッシュと、驚異的なカムバックを果たし、今シーズンのバルセロナ戦と並ぶ自己ベストの結果となりました。松山は6番手走行中の最終コーナーで他のライダーと接触しクラッシュ。22位で完走を果たしました。11番手で走行中だったアジはコーナーを2つ残したところで転倒し、そのままリタイアとなりました。
レース2では気温はさらに高く、路面は滑りやすい状態でした。7番手スタートのアジと4番手の松山は、レース中はトップ10圏内で走行、アジは8位、松山は10位入賞でレースを終えました。ブアシーはポイント圏外の18位で完走しました。
現在の総合ランキングでは、松山は51ポイントで10位、アジは50ポイントで11位、そしてブアシーは9ポイントで24位となっています。
次戦、FIM CEVレプソルMoto3ジュニア世界選手権の第7戦は、9月18日(日)にサンマリノGPに合わせ、ミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリで開催されます。