松山拓磨、アラゴンで10位
Asia Talent Teamの松山拓磨がリードグループのままゴール、マリオ・アジはラストラップでクラッシュ。タッチャコーン・ブアシーはオープニングラップ走行中にクラッシュしました。
Moto3ジュニア世界選手権第5戦が7月25日(日)、スペインのモーターランド・アラゴンで行われました。松山拓磨(Asia Talent Team)は10位入賞。マリオ・アジ(Astra Honda Racing Team)も松山と同じリードグループ内で健闘しましたが、最終ラップ走行中にクラッシュしました。タッチャコーン・ブアシー(Honda Racing Thailand)は、オープニングラップでクラッシュし、レースをリタイアしました。
予選では松山は5番手、アジは11番手、そしてブアシーは12番手でした。オープニングラップ、松山は順位をキープ、アジはすぐに順位を4つ上げました。ブアシーは、コーナーからの立ち上がりでスロットルをワイドに開けた結果、リアのコントロールを失ってクラッシュ、そのままリタイアとなりました。
3ラップ目に入ると、アジはフリー走行中に科せられたロングラップ・ペナルティーを消化、11番手まで順位を下げました。その後、7番手まで追い上げて、セカンドグループの先頭に立ち、リードグループに接近しました。先頭12台で、松山とアジを含めた新たリードグループが形成されますが、アジは最終ラップの第1コーナーに入るときにフロントのグリップを失い、クラッシュしました。松山はグループの中、10位でレースを終えました。
現在の総合ランキングでは、松山は9位、アジは11位、そしてブアシーは25位となっています。次戦、Moto3ジュニア世界選手権の第6戦は、8月22日(日)にスペインのヘレス・サーキット-アンヘル・ニエトで開催されます。
なお、今回のレースウイーク中に、ヨーロピアン・タレント・カップ開催中の事故でヒューゴ・ミラン選手が亡くなりました。ミラン選手のご家族、友人そしてチームにお悔やみを申し上げます。