ジュニア・タレント・チーム、フランスでラマディパがETC優勝を果たし輝く
プラタマが堅実にポイントを獲得し、ヨーロピアン・タレント・カップ(ETC)ではラマディパが勝利を掴んだ忘れられない週末を経て、ジュニア・タレント・チーム(JTT)は引き続き注目を集めました。

JTTは、FIM JuniorGP™ 世界選手権第3戦の舞台となったマニクール・サーキットで、一日を通してウェットとドライの変わりやすいコンディションを乗り越え、またしても記憶に残る週末を締めくくりました。
今大会のJuniorGPレースは1レースのみの開催となり、ウェットコンディションの中、貴重なポイントがかかった戦いとなりました。三谷然は23番グリッドからの追い上げを狙うスタートとなりましたが、すぐさま期待に応えるべく奮闘。結果として9位でレースを終えてトップ10入りを果たし、さらなるポイントを獲得しました。
ヴェダ・エガ・プラタマは12番グリッドからスタートし、すぐにコンディションに適応して、そのまま12位でゴールしました。プラタマは週末を通じてドライでもウェットでも変わらないペースを維持し、驚くべき安定感を示しました。29番グリッドから力強く追い上げたルーカス・ブラウンも、ポイント獲得の流れを継続し、15位でフィニッシュして最後の1ポイントをつかみ取りました。
キアティサック・シンハポンは最後まで粘り強く戦い、1本のみの開催だったJuniorGPレースを17位でフィニッシュ。シンハポンにとって今後に向けた貴重なデータとなりました。彼はモーターランド・アラゴンで開催される第4戦を見据えて集中しています。
ETCでは、レース1でキアンドラ・ラマディパが僅か0.098秒差で見事な勝利を挙げ、彼にとって忘れられない週末となりました。一方、チームメイトのアルフォンシ・ダキューガンは18位でフィニッシュし、レース2に向けて貴重なデータを収集しました。
ETCのレース2は厳しいコンディションとなりましたが、ラマディパは再びトップ5フィニッシュで日曜日を終えました。レース2を4位でゴールし、これにより選手権ランキングでも4位に浮上しました。ダキューガンも引き続き成長を見せ、レース2でも再び18位でゴールし、さらなる経験を重ねました。
ジュニア・タレント・チームは、次なる挑戦の2025年シーズン第4戦に向けて気持ちを切り替えています。次戦のアラゴン大会は7月27日に開催され、テクニカルなレイアウトとロングストレートで知られるモーターランド・アラゴンでは、熱戦が繰り広げられること間違いなし。勢いを増すJTTは、再び最高のパフォーマンスを発揮すべく準備を進めています。
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