JTT、灼熱のヘレスで存在感を示す
ジュニア・タレント・チーム(JTT)は、第2戦で実力を発揮。JuniorGP™クラスでは三谷が、ヨーロピアン・タレント・カップ(ETC)ではラマディパがそれぞれのカテゴリーで健闘しました。

アンダルシアの灼熱の日差しが照りつける中、歴史あるヘレス・サーキット-アンヘル・ニエトで開催されたFIM JuniorGP™世界選手権の第2戦 ヘレス大会で、JTTが両クラスで前進を見せました。
日曜日に行われたJuniorGP™レース1は、猛暑の中、手に汗を握る展開となりました。JTT勢の中で最も好成績を収めたのは三谷然で、14位でフィニッシュし貴重なポイントを獲得。キアティサック・シンハポンは惜しくも17位、ヴェダ・エガ・プラタマは早咲きの才能を発揮できず21位でのゴールとなりました。ルーカス・ブラウンは27位でレースを終えています。
続くJuniorGP™レース2でも三谷は安定した走りを見せ、11位でフィニッシュしました。一方、暑さがさらに厳しさを増す中、シンハポン、プラタマ、ブラウンの3名は前レースと同じ17位、21位、27位という順位で完走し、健闘を見せました。各ライダー全員が、ヘレスで貴重な経験を積むことができました。
ETCでは、キアンドラ・ラマディパが順調なキャリアデビューを続けています。レース1では7位、レース2ではさらに順位を上げ、激戦の末に6位でフィニッシュしました。一方、アルフォンシ・ダキューガンはラストチャンスレースで予選通過を僅かな差で逃し、2レースとも出場を逃しました。
JTTはすでにFIM JuniorGP™世界選手権の第3戦に向けて準備を進めており、ヘレスでの好成績を足がかりにさらなる飛躍を目指します。次戦の舞台は、選手権にとって初開催となるマニクール・サーキット(フランス)。JTTはこれまで好調な滑り出しを見せている2025シーズンをさらに勢いづけることを目指しています。7月6日に開催される次レースでまた会いましょう。
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