JTTにとって記憶に残るシーズン開幕戦

三谷のマジック、プラタマの奮闘、そしてラマディパの表彰台 — ジュニア・タレント・チーム(JTT)にとって、2025年の華々しいスタートとなりました。
FIM JuniorGP™世界選手権開幕戦の舞台となったエストリル・サーキットでは、JTTにとって1レースのみの挑戦となりましたが、その1戦に全力を注ぎました。好スタートを切ったのは、昨季のイデミツ・アジア・タレント・カップ(IATC)王者、三谷然。安定した走りでレースとランキングの両方で8位を獲得しました。IATC時代のライバル、キアティサック・シンハポンもすぐ後ろの12位につけ、ルーカス・ブラウンは、変わりやすいコンディションの中、予選での苦戦を乗り越え、11位アップの17位でチェッカーを受けました。一方、JuniorGP™デビュー戦となったヴェダ・プラタマは4位争いで健闘したものの、残念ながら完走には至りませんでした。
ヨーロピアン・タレント・カップでは2レースが行われ、JTTの2名には対照的な結果が待っていました。キアンドラ・ラマディパはレース1で素晴らしい走りを見せ、デビュー戦で表彰台を獲得しました。一方、アルフォンシ・ダキューガンはコンディションに左右され順位を上げることができず、20位でレースを終えました。
しかしレース2では両者の運命が逆転。ラマディパはレース残り14周という場面で3番手走行中に転倒し、悔しいリタイアとなりました。一方のダキューガンは、路面がドライに変化していく中で実力を発揮し、フィールドを駆け抜けて12位まで順位を押し上げました。
JTTはすでに次戦、ヘレスに向けた準備を進めています。2025年シーズンの旅はまだ始まったばかりです。次戦もお楽しみに!
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