Race
FIM JuniorGP 2024
Round 6

ジュニア・タレント・チーム、シャヒルが大健闘しアラゴンでトップ10入り達成

es-ct MotorLand Aragón

ダニアル・シャヒル、ファディラ・アディタマ、小田喜阿門が揃ってポイントを獲得し、モーターランド・アラゴンでのジュニア・タレント・チーム(JTT)にとって充実した週末となりました。

ジュニア・タレント・チーム、シャヒルが大健闘しアラゴンでトップ10入り達成

FIM JuniorGP™世界選手権の最終戦を目前に控えた今大会、ダニアル・シャヒルはグリッド8番手からのスタート。3列目からのスタートを活かし、確実にポイントを稼ごうとしていました。開始と同時にシャヒルは華々しいスタートを見せ、1コーナーを抜けた時点で4位に浮上しました。マレーシア出身のシャヒルはトップ10争いに加わり、力強いスピードとレーススキルを披露。最終的に、10位でフィニッシュ。9位との差はわずか0.1秒未満でした。しかし、この結果はエストリルで開催された第2戦以来の自己ベストであり、バレンシアでの最終戦に向けて大きな自信となりました。

シャヒルの2順位後方では、ファディラ・アディタマが再び力強い走りを見せていました。グリッド19番手からのスタートとなったアディタマは、最終ラップで6人のライダーが競り合う集団にいました。アディタマは冷静さを保ちながら集団のトップに躍り出て12位を獲得。これにより、このAstra Honda Racing Teamライダーはシーズン最高位タイの成績を収めました。

同じ集団の中には小田喜阿門もおり、後方からの華麗な追い上げを披露しました。小田喜はグリッド27番手からのスタートで、オープニングラップ終了時には5つ順位を上げました。10周目にはポイント圏内に入り、持ち前の集団戦術を駆使して14位でゴール。シーズン4回目のポイント獲得であり、スタート位置から13ポジション上げてのフィニッシュでした。

ヂャクレファット・ピューティサンにとっては、オープニングラップでの不運な結果に終わりました。グリッド26番手から好スタートを切り、ファディラ・アディタマと並走していましたが、8コーナーでフロントを失って転倒。タイ出身のHonda Racing Thailandのライダーであるピューティサンはリスタートを試みたものの、ポイント獲得には至りませんでした。序盤の走りは好調で、他のJTTライダーと同様の結果を収められる可能性があっただけに、惜しい結果となりました。しかし、レース序盤で力強いパフォーマンスを見せたことは前向きな収穫でした。

11月24日に開催されるサーキット・リカルド・トルモでのシーズン最終戦ダブルヘッダーに向け、短い休息期間を経て、JTTはシーズンを最高の形で締めくくる準備を整えます。


HRC公式Instagramで最新情報をチェック!
https://www.instagram.com/hondaracingcorporation/



Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image

レポート公開日
戻る