Race 2
FIM JuniorGP 2024
Round 4

アディタマ、小田喜がポルティマオでポイントを分け合う

pt Autódromo Internacional Algarve

6月23日(日)、FIM JuniorGP世界選手権第4戦が開催されました。ジェットコースターのようなアルガルベ・インターナショナル・サーキットで行われた本大会は、気温が高く、ジュニア・タレント・チームのライダーたちに厳しい戦いを強いました。

アディタマ、小田喜がポルティマオでポイントを分け合う

23番グリッドからASIA TALENT TEAMのマシンを駆る小田喜阿門は、レース1の序盤から混戦に巻き込まれました。小田喜は11番手争いを繰り広げましたが、最終的には13位でチェッカーフラッグ。11位には届かなかったものの、JuniorGPにおける自己ベストをマーク。そこで得た自信をレース2に持ち込み、小田喜は12番手を走行しました。しかし、その後順位を落とし、最終的には24位でフィニッシュしました。理想からはほど遠い結果でレース2を終えましたが、シリーズ自己ベストを更新したように確実に成長をみせています。

レース2でポイント圏外となった小田喜に代わって、12位を獲得したのはファディラ・アディタマ(Astra Honda Racing Team)でした。アディタマは、レース1では起伏の激しいサーキットの第5コーナーでスリップして転倒しましたが、幸いにもケガはありませんでした。続くレース2では見事に立ち直り、開幕2戦を欠場していましたが、参戦2戦目にして今季初ポイントを獲得。週末をポジティブに締めくくったアディタマは、シーズン後半戦にも期待ができそうです。

ジュニア・タレント・チームのチームメートとともに8列目からスタートしたダニアル・シャヒル(ASIA TALENT TEAM)は、レース1では好スタートを切り、序盤はトップ20圏内を走行していました。しかし、ポイント獲得圏に向けたバトルの最中に9ラップ目でリタイアしますが、こちらも幸いケガはありませんでした。レース2では、再びポイント争いに加わったものの、上位グループのペースには及ばず、17位でチェッカーフラッグを受けました。シャヒルはヘレスに向けて気持ちを立て直し、サマーブレイク明けには第2戦のように好成績を収めたいと考えています。

ヂャクレファット・ピューティサン(Honda Racing Thailand)にとっては、またしても勉強の週末となりました。土曜日に貴重なコースタイムをロスしましたが、日曜日のレース1では22位、レース2では20位と、しっかりとしたクリーンな走りをみせ、ここまでに得た貴重な経験をシーズン後半に確実につなげました。

この先JuniorGPはサマーブレイクに入るため、ジュニア・タレント・チームにはしばらく休息期間が与えられます。次回は9月15日(日)、歴史あるヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトで開催される第5戦です。


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