シャヒルがレース2でトップ10、小田喜がポイント獲得
ミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリでFIM JuniorGP世界選手権2024年シーズンの開幕戦が開催。ジュニア・タレント・チーム(JTT)は今シーズンの力強いスタートに向け、2レースに挑みました。天候が不安定な週末でしたがレース当日は路面温度が高く、ドライコンディションとなりました。ASIA TALENT TEAMのダニアル・シャヒルとチームメートの小田喜阿門はポイント獲得。好調なスタートを切りました。
レース1を15番手からスタートしたシャヒルは、トップグループに加わり好結果が期待されましたが、11周目にリタイアとなりました。幸いにもケガはなく、シャヒルはレース2にも参加。ここでも好スタートで再びトップグループに加わり、ミサノでの自己ベストリザルトを獲得。次戦のエストリル・サーキットへの強い足がかりとなりました。
小田喜は今大会がJTTデビュー戦のルーキーです。難しい予選を終えてレース1では好調な走りをみせましたが、チームメートと同様に14周目でリタイア。続くレース2では29番手からのスタートで奮闘し、トラブルを回避しています。14位でフィニッシュし、ルーキーウイークエンドをポイント獲得で締めくくることができました。
ヂャクレファット・ピューティサン(Honda Racing Thailand)は、両レースともに8列目からスタート。レース1では16位まで順位を上げましたが、0.3秒差で惜しくもポイント獲得とはならず。レース2ではポイントを目指してスタートを切るも、1周目にアクシデントが発生しレースを終えています。しかし、このデビュー戦でピューティサンは全体的にいいペースをみせ、経験を積むことができた週末になりました。
Asia Talent Team Hondaからワイルドカードで参加した三谷然はレース1が17位、レース2を18位でフィニッシュ。2レースを走りきり、週末を通して着実な進歩をみせました。
第2戦は、5月5日(日)にエストリル・サーキットで開催されます。また、ファディラ・アディタマ(Astra Honda Racing Team)の復帰も期待されています。
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