Race 2
FIM JuniorGP 2022
Round 8
アジア・タレント・チーム、JuniorGPシーズンの締めくくりバレンシア大会でポイント獲得
Circuit Ricardo Tormo今週末、バレンシアのサーキット・リカルド・トルモで、FIM JuniorGPの2022年シーズンの最終戦が開催されました。アジア・タレント・チームのファディラ・アディタマとタットチャコーン・ブーシュリは両レースとも参戦、ポイントを獲得しました。
ブーシュリは両レースとも12位、アディタマはレース1では14位、レース2では今シーズンベストの10位を獲得しました。
アディタマは、レース1ではペナルティーのためグリッド25位スタートとロングラップを課せられましたが、早いペースで11ポジションアップの14位で終えることができました。レース2ではさらにいいスタートを切り、先頭グループに追いつくことに成功、コース上のオイルにより赤旗で中断されたレースで、今シーズンのベスト・リザルトの10位を獲得しました。
ブーシュリは、レース1では13番手スタート、先頭グループから離れていたものの、終始安定したペースで走り、12位でチェッカーフラグを受けました。レース2では、同様に安定した走りを見せ、残り4ラップで赤旗が振られた時点で12位が確定しました。
ブーシュリは2022年シーズンを85ポイント、総合9位で終えました。アディタマは、18ポイント獲得、総合22位でした。
Fadillah Arbi ADITAMA
34
Astra Honda Racing Team今日の結果には満足しています。レース1はペナルティーのため最後尾スタート、ロングラップもありタフでしたが、先頭グループから離れていたためいいペースを守るように心がけました。最終的には2ポイント獲得することができました。レース2では、いいスタートを切った後プッシュして先頭グループに追いついて、8位をかけたバトルをしていました。コース上にオイルが散乱したため赤旗が振られて、クラッシュしてしまいましたが、その時点ではすでにレースが中断されていました。自分の目標だった初めてのトップ10フィニッシュを獲得できてうれしいです。このデビューシーズンを終え、少しずつ成長できたことに感謝しています。
Tatchakorn BUASRI
33
Honda Racing Thailandなかなか厳しい週末でした。ミサノで復活して以来、あまり調子がいいとは言えません。昨日はクラッシュして、少し自信をなくしました。今日のレース1では、いいスタートが切れましたが、途中でブレーキに違和感があり、不安になりました。レース2ではもっといいリザルトを得られたと思いますが、イメージとは違いました。ミサノ以来、バイク上の安心感がなかなか戻らず、思うような結果が得られていません。今はじっくり休み、来シーズンに備えます。
