Japanese FIA F4

FIA-F4選手権 2024年参戦体制

Hondaのドライバー育成プログラム「ホンダ・フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト(以下、HFDP)」は、B-Max Racing Teamをパートナーとした新体制「HFDP with B-Max Racing Team」として2024年シーズンのFIA-F4選手権に臨みます。


ドライバーは、2023年FIA-F4シリーズランキング4位を獲得した野村勇斗選手、2023年度ホンダ・レーシング・スクール・鈴鹿(HRS)Formulaクラスにてスカラシップ(次席)を獲得した洞地遼大選手が務めます。また監督にはアメリカ・インディーカーシリーズをはじめ、スーパーフォーミュラ、SUPER GTなど豊富なレース経験を持つ武藤英紀氏を起用します。


また、FIA-F4選手権には2024年よりFIAの最新の安全基準に準拠した頭部保護デバイスのHALOや新開発のエンジン「TMA43」を搭載した新型マシン「MCS 4-24」が導入されます。

※ FIAとは、Fédération Internationale de l'Automobile(国際自動車連盟)の略称


ナンバー ドライバー 監督
50 野村 勇斗
(Yuto Nomura)
武藤 英紀
(Hideki Mutoh)
51 洞地 遼大
(Ryota Horachi)

ドライバー



野村 勇斗(18歳)愛知県出身
2021年 HRSを次席で卒業、スカラシップを獲得
2022年 フランスF4選手権(7位)
2023年 FIA-F4選手権(4位)

「今シーズンは、チームがHFDP with B-Max Racing Team に変わり、マシンも新型になったので、新たな気持ちでシーズンに挑みます。⽬標はもちろんチャンピオンですが、皆様の⽬に留まるようなレースをして、開幕戦から圧倒的な強さでシリーズをリードしたいと思っています」 



洞地  遼大(17歳)愛知県出身
2023年度HRSを次席で卒業、スカラシップを獲得
FIA-F4選手権(10位)

「今シーズンは、環境が変わりHFDP with B-Max Racing Team からFIA-F4に参戦することになり⼤変嬉しく思います。最終⽬標はシリーズチャンピオンを獲ることですが、その過程も⼤事にして、セッティングの勉強や⾛りの幅を増やすなど、ステップアップに必要なことをたくさん学んでいきたいと思います」


監督



武藤 英紀
中学卒業と共に単身で渡英し海外のシリーズを経験。帰国後全日本F3選手権、フォーミュラニッポン(現 スーパーフォーミュラ)に参戦の後、渡米し2008年よりインディーカーシリーズに参戦、 当時日本人最高位(2位)を記録し、ルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得した。その後、国内レースに復帰。2013年にはSUPER GT GT300クラスのチャンピオンを獲得した。2023年からは、スーパー耐久などのドライバーを務めながら、若手ドライバーに対するコーチング等でドライバー育成に携わる。

「このような立場でレースに関われる環境を用意してくださったHonda、B-Max Racing Teamをはじめとする関係者の皆様に感謝申し上げます。今シーズンはマシンが一新され、チーム体制も大きく変わりました。ドライバーは昨年に続き野村勇斗と、新たに洞地遼大が加入し戦います。目標はシリーズタイトル獲得ですが、何より大事なのはそこに至るまでのプロセスです。チーム全体が集中し、実力を発揮できる環境づくりに努めます。今シーズンの応援、よろしくお願いします」


FIA-F4選手権シリーズは、今シーズン全7戦が開催、5月4日富士スピードウェイにて開幕予定です。


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