加藤大翔、FIA F3デビュー週末で3位表彰台
3月8日(日)、FIA F3開幕戦の決勝レースがオーストラリア・メルボルンのアルバートパーク・サーキットで行われ、加藤大翔は3位表彰台を獲得しました。

FIA F3開幕戦となる今回のオーストラリア戦では土曜日のスプリントレースで5位に入賞し、日曜日の決勝(フィーチャー)レースに臨みました。
■フィーチャーレース:7番手スタート→3位フィニッシュ
23周のフィーチャーレースは8日(日)の午前8時50分、気温16度、路面温度20度のドライコンディションでスタートしました。前日のスプリントレース同様、スタート直後から随所で激しいバトルが展開されました。
フィーチャーレースのグリッド順は予選結果がそのまま反映されるため、加藤は7番手からスタートしました。ターン1までの直線で一時は順位を落としたものの、落ち着いたレース運びで徐々に前方のマシンとの差を詰めていき、6周目のターン9でアウト側からオーバーテイクを決めて7番手を取り戻しました。
その翌周、後方の1台がコースアウトしてストップしたことでセーフティカー(SC)が導入され、12周目にレースが再開。上位の順位に大きな変動はなかったものの、4番手から8番手までが接近する展開となり、加藤にもさらなるポジションアップのチャンスが訪れます。
そして17周目、前方2台がバトルで接触し後退したことで5番手に浮上。20周目に2度目のSC導入となりレースはそのままチェッカーとなりましたが、前方の2台がタイムペナルティを受けたことで加藤は3位に繰り上がり、デビュー戦で早くも表彰台を獲得しました。
育成カテゴリーならではの接近戦が続き、他車のミスも見られる難しい展開の中、加藤は状況を冷静に判断しながら着実に順位を上げていきました。加藤の落ち着いたレース運びは、今後のシーズンに向けたさらなる成長と飛躍を期待させる内容となりました。
■加藤大翔の略歴
三重県出身の加藤は、2023年にホンダ・レーシング・スクール鈴鹿(HRS)フォーミュラ・クラスのスカラシップを獲得し、ホンダ・フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト(HFDP)に所属。2024年にはフランスF4で年間チャンピオンに輝きました。2025年はフォーミュラ・リージョナル中東選手権(FRMEC)でルーキーながら1勝を挙げ、フォーミュラ・リージョナル・ヨーロピアン・チャンピオンシップ by アルピーヌ(FRECA)では年間ランキング7位を獲得。さらにマカオGP FR World Cupでは5位に入りました。2026年FIA F3の前哨戦として参戦したFRMEC第3戦では勝利も挙げています。

3位でレースを終えることができたのはうれしいですが、前の2台がペナルティを受けた結果の3位でもあるので、自分の感覚としては5位だったという思いもあり、悔しい気持ちと、うれしい気持ちが半分ずつというのが正直なところです。まだ納得のいくレースができたとは思っていませんが、開幕戦としては上出来だったと思います。
冬の間に素晴らしいマシンを準備してくれたチームのみなさんに感謝していますし、いつも応援してくださっているみなさんにも御礼を伝えたいです。次のラウンドに向けても自信を持って臨めると思うので、引き続き頑張ります。
3位でレースを終えることができたのはうれしいですが、前の2台がペナルティを受けた結果の3位でもあるので、自分の感覚としては5位だったという思いもあり、悔しい気持ちと、うれしい気持ちが半分ずつというのが正直なところです。まだ納得のいくレースができたとは思っていませんが、開幕戦としては上出来だったと思います。
冬の間に素晴らしいマシンを準備してくれたチームのみなさんに感謝していますし、いつも応援してくださっているみなさんにも御礼を伝えたいです。次のラウンドに向けても自信を持って臨めると思うので、引き続き頑張ります。
























©HRC ©Dutch Photo Agency