Race3
FIA Formula3 2021
Round 5

3連続のウエットレース、岩佐は13位フィニッシュでポイント獲得ならず

be Circuit de Spa-Francorchamps

2021年FIA F3選手権第5戦のレース3が午前10時40分から行われました。スパ・フランコルシャンは朝から雨模様で、3日間連続でウエットコンディションとなりました。

3連続のウエットレース、岩佐は13位フィニッシュでポイント獲得ならず

予定通りの時刻に、セーフティカー先導でフォーメーションラップが開始。岩佐歩夢(Hitech GP)は、予選順位の17番手からのスタートです。ウエットコンディション確認のため、4周に渡り先導走行が続き、ローリングスタートによりレースがスタートしました。なお、周回数は先導走行3周を減算し14周のレースとなっています。

岩佐は1周目にポジションを上げて15番手に浮上。2周目、3周目に連続でオーバーテイクを決めて13番手にポジションアップします。6周目、追い抜いたマシンとのバトルで2台に先行を許し15番手にダウン。その後、ポジションばん回を狙ってプッシュし続けました。14周目に前車がコースアウトし14番手に上がると、10周目にはオーバーテイクを決めて再び13番手にポジションをばん回しました。レース終盤も前後と接近した戦いを続けた岩佐は、ポジションを守り切り13位でチェッカーフラッグを受けました。

ベルギー大会は3レースともウエットコンディションの難しいレースとなり、岩佐は初めて大会通してでノーポイントに終わり、シリーズランキングは13位にダウンしています。


Ayumu Iwasa
Ayumu Iwasa 11
Hitech GP
レース3もスタートから完全なウエットコンディションになりました。スタートからアグレッシブに攻めて、序盤で何台か抜くことができましたが、中盤以降はペースを上げることができない状況でした。
レースに向けて、同じチームの3台がどうして遅れるかを検証し、やはり3台ともトラックションが足りないことが分かったので、そこにフォーカスしたセッティングで臨みました。レースでは、トラクション自体は大きく改善はしませんでしたが、マシンは曲がりやすくなったように感じました。そのためオーバーステアが強くなって、リアタイヤを痛めることになり、ペースを上げることができませんでした。
今回は全部のレースが雨になって厳しい結果でしたが、マシンについては改善すべき点が明確になったので、次までにそれを改善したいと思います。また、ポイントを取れなかった原因は予選で低迷したことだと思うので、やはり予選が大きな課題で、走り方やアタックのタイミングなどを見直して、次のレースに臨みます


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