Qualifying
FIA Formula3 2021
Round 4

岩佐歩夢は予選10番手。リバースグリッドのレース1では3番手スタートに

hu Hungaroring

FIA-F3選手権第4戦がハンガリーのハンガロリンクで開幕。初日の7月30日(金)はフリー走行と予選が行われました。

午前10時05分から行われた45分間のフリー走行で、岩佐歩夢(Hitech GP)は19周を走行し、1分33秒743のベストラップで9番手となりました。

午後1時50分から行われた予選は、陽射しの強い晴天の下、気温31℃、路面温度64℃と温度の高いコンディションに。セッション開始とともにコースインした岩佐は、3ラップを走行してピットに戻ります。その後、トラフィックの状況を見てアタックに出た岩佐は、1分33秒777をマーク。全車が1回目のアタックを終えた時点で、岩佐は9番手につけました。

セッション終盤、ニュータイヤでのアタックにかけましたが、路面温度がさらに上がり、悪化したコンディションの下では他の多くのマシンと同様にベストラップを更新することはできませんでした。この結果、岩佐は10番手で予選を終えています。

土曜日に行われるレース1では、リバースグリッドにより2列目3番手のスタートポジションを獲得。優勝を狙える好位置からレースに挑みます。


Ayumu Iwasa
Ayumu Iwasa 11
Hitech GP
ハンガロリンクは初めてのコースでした。シミュレーターでの走行では、リズミカルで走りやすいコースという印象でしたが、実際に走っても同じような感じでした。フリー走行では、これまでの反省もあり、あまり慎重にならずに始めからプッシュしていくやり方で走りました。トラックリミットを超えたりもしましたが、結果的に早く限界を見極められて、ドライビングとしてはそのやり方がうまく噛み合ったように思います。マシンについては、アンダーステアが強い傾向があり、バランスとしてはあまりいい感じではありませんでした。
予選では、ベストラップ以外はミスもあったのですが、ドライビングとしては迷いもなく、自分自身としてはよかったと思います。しかし、マシンについては、エンジニアと改善する方向で進めたのですが、あまり効果はなかったようです。マシンが満足のいく出来ではなかったので、予選全体として納得のいく内容とまではいきませんでした。
レース1では3番手スタートという好ポジションなので、優勝や表彰台を狙っていきます。このコースは、オーバーテイクが難しく、タイヤの摩耗も厳しいので、これまでのデータをよく見て、頭を使ったレースをしたいと思います


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