Qualifying
FIA Formula3 2021
Round 2

岩佐歩夢が8番手で、リバースグリッドのレース1で5番手スタートを確保

fr Circuit Paul Ricard

2021年FIA-F3選手権第2戦がフランスのポールリカール・サーキットで開幕。初日の6月18日(金)は、フリー走行と予選が行われました。

午前10時05分から行われた45分間のフリー走行で岩佐歩夢(Hitech GP)は15周を走行し、最終ラップで1分52秒756のベストタイムをマークして20番手となりました。

午後2時から行われた予選は快晴で気温27℃、路面温度47℃のコンディションに。1セット目のタイヤでの最初のアタック中に、他車のアクシデントによって赤旗中断となってしまいましたが、再開後には1分52秒633をマークし、プラクティスでのベストタイムを上回ります。2セット目のアタックでは、最初のアタックで1分51秒773とベストラップを更新すると、クールダウンした後の2回目のアタックで1分51秒484とさらにタイムを縮め、8番手で予選を終えました。

19日に行われるレース1は、予選12番手までがリバースグリッドとなるため、岩佐は3列目5番手からスタート。好位置からのスタートで上位進出を狙います。


Ayumu Iwasa
Ayumu Iwasa 11
Hitech GP
プラクティスでは、リアホイールのバルブに異常があり、走行中にエアが抜けてしまうトラブルが出てしまいました。交換するとニュータイヤを使わなくてはいけないため、セッション中の改善はできないままで、満足のいく走行とはいきませんでした。
予選では、若干のトラフィックやミスもあり、なかなかタイムが伸ばせなかったのですが、2セット目のタイヤで行くときに、少しセッティングを変えたことがうまくいき、また自分のドライビングもいいパフォーマンスが出せて、タイムを伸ばすことができました。ただ、データを見てみると、タイムを出した2回目のアタックよりも、1回目の方がタイヤの状態などがいい条件だったので、1回目をもっとうまくまとめられていれば、より上位にいけたと思います。
レース1は5番グリッドといういいポジションからのスタートなので、レースペースはやってみなければ分からない部分もありますが、タイヤマネジメントなどに注意しながら積極的にトップを狙い、悪くても表彰台を獲得できるよう頑張ります


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