Qualifying
FIA Formula3 2021
Round 1

岩佐歩夢がデビュー戦の予選を19番手で終える

es Circuit de Barcelona-Catalunya

2021年、Hondaのドライバー育成活動であるHondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト(HFDP)の一環として、岩佐歩夢(いわさ あゆむ)がHitech GPからFIA-F3選手権に参戦します。岩佐は2020年フランスF4でシリーズチャンピオンを獲得し、今年からRed Bullジュニアのメンバーとなり、ステップアップを果たしました。

2021年FIA-F3選手権は全7大会21レースが予定され、全10チーム30名のドライバーが上位カテゴリーへのステップアップを目指してしのぎを削るシリーズです。今年はレースフォーマットが大きく変更されました。1大会3レースを行い、そのスターティンググリッドは、レース1が予選12番手までをリバースグリッドに、レース2はレース1の上位12名までをリバースグリッド、レース3は予選順位通りのグリッドとなります。3レースとも10位までポイントが与えられ、レース1とレース2の優勝は15ポイント、レース3の優勝は25ポイントとなっています。

5月7日、第1戦となるスペイン・バルセロナのカタルニア・サーキットで、フリー走行と予選が行われました。岩佐は45分間のセッションで14周を走行し、ベストタイムは1分34秒409で14番手。午後1時45分から行われた予選では、1セット目のタイヤでのアタックで1分34秒161をマークし、全車1セット目のアタックを終えた時点では11番手につけました。セッション終盤、2セット目でアタックした岩佐は1分34秒053、1分33秒865とアタックごとにタイムを更新しましたが、ポジションを挽回することはできず、19番手に終わりました。予選はトップから21番手が1秒差以内という大接戦となり、開幕戦からこのカテゴリーの厳しさを示す結果となっています。


Ayumu Iwasa
Ayumu Iwasa 11
Hitech GP
テストのときとはフィーリングが違い、アンダーステアが強い感じでした。気温や路面温度などコンディションの違いと、路面がとてもスリッピーだったことが原因だと思います。フリープラクティスでそのようなフィーリングだったので、予選に向けて大きくセッティングを変更したのですが、それも噛み合わず、やはりアンダーステアで、各コーナーでタイムを失っている感触はありました。マシンだけでなく、ドライビング面でもミスがあり、両方とも改善していかなければいけないという状況です。
レースに向けては、多くのチームが予選でタイヤを3セット使っていましたが、我々のチームは2セットしか使っていなくて、戦略面ではアドバンテージになると思います。まず、レース1ではレース2で上位スタートができるよう、12位以上を狙ってプッシュしていきたいと思います


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