Qualifying
FIA Formula3 2021
Round 6

岩佐歩夢が予選9番手。リバースグリッドのレース1では4番手スタートに

nl Zandvoort Circuit

2021年FIA-F3選手権第6戦が、オランダのザントフォールト・サーキットで開幕し、初日の9月3日(金)にプラクティスと予選が行われました。ザントフォールトは、オーバルコースのような角度の大きいバンクのあるコーナーが2箇所レイアウトされた、特徴的なサーキットです。


午前10時10分から行われた45分間のプラクティスは好天に恵まれ、気温16℃、路面温度15℃のコンディションで行われました。岩佐歩夢は14周を走行し、1分26秒463のベストラップで14番手となりました。

午後2時から行われた予選は、気温20℃、路面温度は33℃に上がり、良好なコンディションで行われました。岩佐はまずユーズドタイヤで2周走行し、コースの感触を確かめて一旦ピットに戻り、新品タイヤに交換してアタックに入りました。1回目のアタックで1分25秒403と、その時点では3番手となる好タイムをマーク。2回目はアタック中に他車がコース上にストップして赤旗中断となり、岩佐のアタックは成立しませんでした。

セッション残り4分で走行再開となり、岩佐は終了ギリギリのタイミングでアタックに挑みましたがタイムアップを果たせずにチェッカーフラッグ。最終的に岩佐は予選9番手となり、レース1ではリバースグリッドによって2列目4番グリッドを獲得。今シーズン2回目の優勝を目指します。


Ayumu Iwasa
Ayumu Iwasa 11
Hitech GP
フリー走行は走り出しからいい感触でした。前戦からマシンを大きく変えてきたことが上手くいって、スピードもありました。コースはF4で経験がありましたが、やはり(F3とは)走らせ方が違うと感じました。最初のプッシュではいい感じでしたが、2回目のプッシュで、ターン3でスピンしてしまいました。このときグラベルにはみ出し、アライメントなどマシンにダメージを負ってマシンのバランスが崩れてしまい、なかなか限界値を見つけられないままセッションが終わりました。
予選では、フリー走行でのダメージを直してアタックし、いいフィーリングで走れました。1回目のアタックでは、セクター1のタイムがチームメートに比べて遅れていて、バンクの走り方の修正が必要だと思いました。2回目のアタックでは、アタックに入ってすぐに赤旗になってしまい、再開後はタイヤが少し落ちてしまっていたので、タイムアップすることはできませんでした。ただ、データを見るとセクター1の修正は上手くいっていたので、赤旗がなければもう少しタイムアップできていたと思います。
レースは、とてもオーバーテイクが難しいコースなので、スタートを決めて順位を上げ、その後はタイヤマネジメントを上手くやって優勝を目指します

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