Qualifying
FIA Formula3 2021
Round 5

岩佐歩夢は天候に翻弄されて予選17番手に終わる

be Circuit de Spa-Francorchamps

2021年FIA-F3選手権第5戦が、ベルギーのスパ・フランコルシャンで開幕し、初日の8月27日(金)はプラクティスと予選が行われました。

午前10時05分から行われた45分間のフリー走行は、厚い雲に覆われた不安定な天候の下、気温11℃、路面温度14℃のコンディションで開始。岩佐歩夢(Hitech GP)は12周を走行し、2分06秒813のベストラップで11番手につけました。

午後1時55分から行われた予選は、セッション前に降った雨の影響によりウエットコンディションで開始されました。予選開始時、雨は上がりましたが、ウエット宣言が出され全車レインタイヤでの走行となります。セッション開始早々から雨が再び降り始め、路面コンディションは徐々に悪化していく展開となり、早々にタイムアタックを行ったドライバーが好タイムをマークする中、若干タイミングの遅かった岩佐は最初のアタックで2分25秒043とトップから約3秒遅いタイムとなりました。次第に雨足が強くなり、路面にも水が浮き始め、タイムアップが難しい状況となります。それでも岩佐は果敢にアタックし、2分24秒942とコンマ1秒タイムを更新しました。

セッション中盤から、部分的に雨が上がりコンディションが回復するところも出始めますが、全体としてはウエットでタイムアップは難しい状態が続きます。2セット目のタイヤでアタックに出た岩佐は、2分24秒848とわずかながらタイムアップ。最後のアタックにかけましたが、他車のアクシデントによる赤旗中断でアタック終了となる不本意な予選となりました。岩佐は予選17番手に終わり、レースでの巻き返しを狙います。



Ayumu Iwasa
Ayumu Iwasa 11
Hitech GP
チームがマシンを大きく変えてきたので、フリー走行は、その確認から始めました。マシンのフィーリングはとてもよくなっていて、ベストラップのときにトラフィックにかかってしまったためリザルトはあまりよくありませんでしたが、内容としてはとてもポジティブでした。
予選は雨が絡む難しいコンディションになりました。結局、最初が最も乾いていてコンディションのいい状態で、そのときのアタックで少しプッシュし過ぎてしまい、タイムが出せなかったのが大きかったと思います。その後、コンディションは悪くなり、また下りコーナーの多いセクター2でタイムが上がらないこともあって、あまりタイムを伸ばすことはできませんでした。セクター2については、ウエットでのグリップが足りないように感じていて、その対策をエンジニアとも相談したいと思います。
レースについては、予選がリバースグリッドにもかからない残念な結果でしたので、タイヤマネジメントをしっかりやりながらポジションを上げて、レース1では最低でもレース2でリバースにかかる12位以内に入り、目標としては3レースすべてでポイントを狙っていきたいと思います

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