Sprint Race
FIA Formula2 2023
Round 13
岩佐、マシントラブルで痛恨のリタイア
Autodromo Nazionale Monza
FIA F2選手権第13戦のスプリントレースが、イタリアのモンツァで行われました。
予選は9月1日(金)に行われました。ホンダ・フォーミュラドリーム・プロジェクト(HFDP)のドライバーとして参戦する岩佐歩夢の1セット目は、思うようなペースがとれず13番手。2セット目はセッション終盤の渋滞でアタックできず、予選は15番手に終わりました。その結果、スプリントレースは8列目15番手からのスタートとなりました。
気温27℃、路面温度36℃のコンディションで、スプリントレースのフォーメーションラップがスタート。スタートから第1コーナーにかけて位置取りが混乱する中、岩佐はポジションを落として1周目を16番手で終えました。1周目にコース上にストップしたマシンが出たため、2周目からはセーフティカーが導入。5周目からレースが再開されました。6周目にはタイヤにトラブルを抱えた上位車がペースダウン。岩佐は15番手にポジションを上げ、前車との間隔を詰めてオーバーテイクのチャンスをうかがいます。
前後がトレイン状態となり、なかなか抜けない状況が続く中、15番手で走行を重ねていた岩佐は11周目にペースダウン。マシンにトラブルが発生し、12周目には大きくポジションを落としてピットインしました。ピットでのマシン修復は困難で、岩佐はマシンを降りてリタイアとなりました。
痛恨の結果に終わった岩佐は、総合ランキング3位をキープしましたが、4位に3ポイント差まで迫られました。