13番手スタートの岩佐歩夢は9位フィニッシュ。ポイント獲得に1歩及ばず
FIA F2選手権第11戦のスプリントレースが、ベルギーのスパ・フランコルシャンで行われました。
8月26日(金)に予選が行われ、Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト(HFDP)のドライバーとして参戦する岩佐歩夢は、1セット目のアタックでミスが出て不発に終わり、最終アタックでタイムを上げて13番手となりました。僅差ながらリバースグリッドの対象となる10番手以内には届かず、スプリントレース、フィーチャーレースともに7列目13番手からのスタートとなります。
スパ特有の不安定な天候ながら、スプリントレース開始の午後6時15分の天候は曇り、気温16℃、路面温度21℃のドライコンディションでフォーメーションラップがスタートしました。2番手スタートのマシンがグリッドに向かうインスタレーションラップでトラブルが発生し、2番グリッドが空いた状態でレースはスタート。好ダッシュを決めた岩佐は、第1コーナーで9番手まで上昇しましたが、その後のストレートで1台にパスされ、10番手で1周目を終えました。岩佐は2周目でも後続に先行を許し11番手となります。前車に迫るもののオーバーテイクできない岩佐は、ポジションをキープしたまま後半戦に入りました。
11周目、先行するマシンがスピンしてクラッシュしたため、セーフティカーが導入されます。上位車も含めタイヤ交換を行うマシンがあり、ピットインを行わずステイアウトした岩佐は8番手にポジションを上げました。15周目、残り4周でレースが再開されましたが、岩佐はポジションを上げられず、16周目にタイヤ交換を行い、ハイペースで追い上げるマシンにパスされて9番手にポジションを落とします。終盤、ハイペースのマシンに迫られますが、岩佐は9番手をキープしてフィニッシュしました。