Feature Race
FIA Formula2 2022
Round 10

ポールポジションスタートの岩佐歩夢はスタートで出遅れ3位フィニッシュ。2戦連続の表彰台獲得で、シリーズランキングは7位に浮上

hu Hungaroring

FIA F2選手権第10戦ハンガリーは31日(日)、フィーチャーレースを迎えました。岩佐歩夢は予選トップでポールポジションからのスタートです。

ポールポジションスタートの岩佐歩夢はスタートで出遅れ3位フィニッシュ。2戦連続の表彰台獲得で、シリーズランキングは7位に浮上

朝方の雨は上がり、フォーメーションラップがスタートする午前11時35分には厚い雲に覆われながらも気温19℃、路面温度27℃のドライコンディションとなりました。

スタート後の加速が鈍った岩佐は、第1コーナーまでに1台に先行され、第1コーナーでアウトから来たマシンにも先行を許し、3番手で1周目を終えました。ポジションばん回を狙い前車を攻める岩佐ですが、なかなかオーバーテイクできず、接近した状態で周回を重ねます。

9周目、ソフトタイヤでスタートした岩佐はピットインしタイヤ交換を行いました。タイヤ戦略はほぼ半分半分に分かれたレースとなり、同じ戦略のマシンがピットインを終えた12周目時点で、岩佐は13番手、ピットインを終えたなかでは3番手となりました。積極的に攻める岩佐は前車との差を詰めますが、やはりオーバーテイクは難しく、ポジションは変わらずにレースは後半戦に入りました。

20周目から、ミディアムタイヤでスタートしたマシンのピットインが始まり、上位陣のピットインが終わった29周目には岩佐は3番手を走行。しかしタイヤの厳しくなった岩佐と2番手との差は4.5秒に広がっていました。苦しい状況でプッシュする岩佐は、前との差を保ちながら走行を重ねますが、ソフトタイヤに替えたマシンが勢いよく追い上げてきます。残り5周で5秒以上あった差は詰められ、ファイナルラップに入る時点では1.5秒差となりましたが、岩佐は3番手を死守して37周のレースをフィニッシュしました。

岩佐は前戦フランスのフィーチャーレースに続いて2大会連続の表彰台を獲得。ポールポジションの2ポイントと15ポイントを加え、シリーズポイントは90ポイントとなり、ランキング7位に浮上しました。


Ayumu Iwasa
Ayumu Iwasa 17
DAMS
うまくいかないレースとなって、とても悔しい結果です。スタートでは出だしもよくなく、その後にホイルスピンをさせてしまい、先行されてしまいました。もっと丁寧にやればよかったと反省しています。第1コーナーでの位置取りも悪く、さらに先行されて3番手にポジションを落としました。セットアップもあまりよくなく、タイヤのグレイニングはひどかったです。しかし、3位表彰台でポイントも獲得できたので結果としては悪くないと思います。連続で表彰台を獲得しましたが、まだ細かな改善点はいろいろあるので、しっかりそれらに対応して、残り4戦もいいレースができるよう準備してがんばります


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