Sprint Race
FIA Formula2 2022
Round 6

岩佐歩夢、13番手スタートから8位フィニッシュ。入賞を果たし1ポイントを獲得

az Baku City Circuit

FIA F2選手権第6戦が、アゼルバイジャンの首都バクーの市街地コースで幕を開けました。

岩佐歩夢、13番手スタートから8位フィニッシュ。入賞を果たし1ポイントを獲得

6月10日(金)に予選が行われ、Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト(HFDP)のドライバーとして参戦する岩佐歩夢は1セット目のアタックでトップタイムをマークしましたが、2セット目のアタックでオーバーシュートしバリアに当たりストップ。タイムアップを狙ったアタックが行えず、予選13番手に終わりました。11日(土)のスプリントレースで、岩佐は7列目13番手からのスタートとなります。

21周で行われるスプリントレースは午後1時30分、気温28℃、路面温度48℃のコンディションでフォーメーションラップがスタートしました。好スタートからポジションを11番手にあげた岩佐は、ラップ終盤のストレートで後続に先行を許し12番手で1周目を終えました。4周目に先行車がアクシデントでピットインし11番手に上がります。8周目、接近したポジション争いの中、第1コーナーでタイヤをロックさせた岩佐は後続にパスされて12番手になりましたが、10周目のメインストレートでオーバーテイクを決めて11番手に復帰しました。

14周目、先行車がバリアに当たりストップし、セーフティカーが導入されます。17周目にレースが再開され、リスタートでポジションを上げた岩佐は9番手に上がりました。17周目に上位車にアクシデントが発生し、岩佐は8番手にポジションを上げます。このアクシデントにより2回目のセーフティカーが導入されました。レースは19周目に再開されましたが、20周目に再びアクシデントが発生。3回目のセーフティカー導入となり、レースは残り1周で再開されます。再開直後に後続でアクシデントが発生しましたが、岩佐は8番手をキープしてフィニッシュ。8位入賞を果たし、1ポイントを獲得しました。


Ayumu Iwasa
Ayumu Iwasa 17
DAMS
結果としては、よくもなく悪くもないという印象です。予選からスピードはあったのでポジションを上げることはできると思っていましたが、レースでは予選ほどの速さは出ませんでした。タイヤマネジメントもしっかりやれたのですが、それでもタイヤへの負荷は大きかったようで最後は限界に近かったです。そして、予選でのブレーキのトラブルがレースではより症状が悪くなって、何回かタイヤをロックさせてしまう状態でした。温度と熱の問題だろうと思いますが、フィーチャーレースに向けてしっかり対策し準備するつもりです。ここは抜けるコースですし、戦略的な部分もうまくいけば上位を狙えると思っています


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