岩佐歩夢、13番手スタートから8位フィニッシュ。入賞を果たし1ポイントを獲得
FIA F2選手権第6戦が、アゼルバイジャンの首都バクーの市街地コースで幕を開けました。
6月10日(金)に予選が行われ、Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト(HFDP)のドライバーとして参戦する岩佐歩夢は1セット目のアタックでトップタイムをマークしましたが、2セット目のアタックでオーバーシュートしバリアに当たりストップ。タイムアップを狙ったアタックが行えず、予選13番手に終わりました。11日(土)のスプリントレースで、岩佐は7列目13番手からのスタートとなります。
21周で行われるスプリントレースは午後1時30分、気温28℃、路面温度48℃のコンディションでフォーメーションラップがスタートしました。好スタートからポジションを11番手にあげた岩佐は、ラップ終盤のストレートで後続に先行を許し12番手で1周目を終えました。4周目に先行車がアクシデントでピットインし11番手に上がります。8周目、接近したポジション争いの中、第1コーナーでタイヤをロックさせた岩佐は後続にパスされて12番手になりましたが、10周目のメインストレートでオーバーテイクを決めて11番手に復帰しました。
14周目、先行車がバリアに当たりストップし、セーフティカーが導入されます。17周目にレースが再開され、リスタートでポジションを上げた岩佐は9番手に上がりました。17周目に上位車にアクシデントが発生し、岩佐は8番手にポジションを上げます。このアクシデントにより2回目のセーフティカーが導入されました。レースは19周目に再開されましたが、20周目に再びアクシデントが発生。3回目のセーフティカー導入となり、レースは残り1周で再開されます。再開直後に後続でアクシデントが発生しましたが、岩佐は8番手をキープしてフィニッシュ。8位入賞を果たし、1ポイントを獲得しました。