Sprint Race
FIA Formula2 2023
Round 11

岩佐歩夢、16番手スタートから7位入賞。8台をオーバーテイクし、2ポイントを獲得

be Circuit de Spa-Francorchamps

FIA F2選手権第11戦のスプリントレースが、ベルギーのスパ・フランコルシャンで行われました。

岩佐歩夢、16番手スタートから7位入賞。8台をオーバーテイクし、2ポイントを獲得

7月28日(金)に行われた予選は開始早々激しい雨に見舞われ、コンディションが大きく変化しました。ピット位置の関係でコースインが遅れた岩佐歩夢は、アタック途中の強雨によりタイムを出すことができず、予選16番手に終わっています。これにより岩佐はスプリントレース、フィーチャーレースともに8列目16番手からのスタートとなってしまいました。

29日(土)も降雨の予報でしたが、スプリントレースが開始されるころには雨が上がり、ほぼドライコンディションとなりました。また、降雨のためF2前のF1スプリントシュートアウトが大幅に遅れたためF2スプリントレースも35分遅れとなり、午後2時20分、気温20℃、路面温度27℃でフォーメーションラップがスタートしました。フォーメーションラップのスタート時に1台がストールしストップ。それによって複数マシンのスタート手順に問題が起こり、フォーメーションラップはやり直し。レースは1周減算され17周となります。好スタートを切った岩佐はポジションを上げ1周目を14番手で終えると、2周目にケメルストレートで前車をオーバーテイクし、その周に上位車がトラブルでピットインしたため12番手となりました。このトラブルでコース整備が必要となり、セーフティカーが導入されました。

5周目にレースが再開され、6周目に前車に迫った岩佐はケメルストレートでオーバーテイクを決めて11番手。7周目にも同様にオーバーテイクし10番手にポジションを上げました。ペースの勝る岩佐は9周目にはストレートエンドからシケインの進入でオーバーテイクを決めて9番手となります。

レース後半になり、前車との差を詰めてさらに上位を狙う岩佐は、15周目のケメルストレートでオーバーテイクし8番手となり、入賞圏内に順位を上げました。さらに7番手に迫る岩佐は、最終ラップの最終シケインで果敢にインを突き、いったんは前に出ましたが、ややオーバーシュート気味になったところで2台は並び、相手にアウト側で粘られ僅差先行されて8番手でフィニッシュしました。レース後、上位車に技術違反があり岩佐は7位に繰り上がり、2ポイントを獲得しました。


Ayumu Iwasa
Ayumu Iwasa 11
DAMS
16番手スタートからポイントをとれるところまでポジションを上げられたことはよかったと思います。スタートはかなり決まったのですが、前列のクルマの動きが遅くて大きくステアリングを切り、アクセルを戻すような状況になってしまったので、思ったほど順位を上げることができませんでした。その後、マシンのペースはかなりよく、特に最終シケインを立ち上がってからセクター1は速かったので、ターン5の前のストレートでオーバーテイクを決めることができました。マシンもよかったですが、自分としてもかなりアグレッシブに攻めていけたレースでした。最後のシケインの仕掛けは自分のブレーキングのミスで成功しませんでしたが、ミスしなければスムーズに抜けるイメージだったので、詰めの精度については改善しなければならない点です。
ドライコンディションでのマシンのペースは予想よりよかったので、このパフォーマンスを保ち、自分もアグレッシブな姿勢で攻めていけば、フィーチャーレースでも今日のようなパフォーマンスが出せると思います 


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