Pierre Gasly 10
ピエール・ガスリー

10歳でカートレースに参戦し、2011年にフランスF4選手権でシングルシーターへデビュー。総合3位でシーズンを終えると、翌年からはフォーミュラ・ルノー2.0へステップアップし、参戦2年目にチャンピオンを獲得します。
2014年にフォーミュラ・ルノー3.5へとステップアップして総合2位となり、翌年からはF1の登竜門であるGP2シリーズ(現F2選手権)へフル参戦をしつつ、Red Bull Racingのリザーブドライバーを務めます。2016年にGP2シリーズでチャンピオンを獲得したものの、その時点でF1シートに空きがなく、日本へ渡り全日本スーパーフォーミュラ選手権へ参戦。2勝を含む3度の表彰台登壇を果たし、タイトルをかけて最終戦へ臨むも、台風によるレース中止によって総合2位となりました。
この2017年終盤戦で、Scuderia Toro RossoからF1デビューして3戦に出場。2018年はフル参戦し、バーレーンGPでの4位入賞など活躍。2019年は兄弟チームのRed Bull Racingへ移籍を果たしましたが、後半戦は再びToro Rossoへ。21戦中14戦でポイント獲得を果たし、ブラジルGPでは2位に入り、自身初、チーム史上3度目の表彰台登壇を果たしました。2020年も引き続きScuderia AlphaTauri Honda(旧Toro Rosso)から参戦。チームのホームグランプリである第8戦イタリアGPでは予選10番手からのスタートで混戦を制し、自身初の優勝を果たしました。シーズンランキングでは10位となりました。2021年は予選自己ベストタイの4番手を3度獲得するなど速さを見せ、第6戦アゼルバイジャンGPでは3位表彰台に登壇。シリーズランキングは9位となりました。2022年もScuderia AlphaTauriから参戦します。
主な戦績
2012 | ユーロカップ・フォーミュラ・ルノー 10位 |
2013 | ユーロカップ・フォーミュラ・ルノー チャンピオン |
2014 | ワールドシリーズ・バイ・ルノー3.5 2位 |
2015 | GP2シリーズ 8位、F1世界選手権 Red Bull Racingリザーブドライバー |
2016 | GP2シリーズ チャンピオン、F1世界選手権 Red Bull Racingリザーブドライバー |
2017 | 全日本スーパーフォーミュラ選手権 2位、F1世界選手権 Scuderia Toro Rossoから5レースに参戦 |
2018 | F1世界選手権 15位 |
2019 | F1世界選手権 7位 |
2020 | F1世界選手権 10位 |
2021 | F1世界選手権 9位 |