Max Verstappen 1
マックス・フェルスタッペン
F1ドライバー、ヨス・フェルスタッペンの下に生まれ、生まれたころからレースに親しみます。7歳で初のカートレースを経験すると、その才能を遺憾なく発揮し、ベルギー国内カテゴリーのチャンピオンに。そこから連戦連勝を重ね、欧州選手権、世界選手権でのタイトルを積み重ねると、16歳を迎える2014年からはシングルシーターへステップアップ。デビュー初年度にして、FIA F3選手権で総合3位、F3マカオGPで7位という成績を収めます。
翌15年、Scuderia Toro Rossoへ移籍し、F1へフル参戦を開始。17歳165日で迎えた開幕戦は、史上最年少出走の記録となりました。ルーキーながら4位2回、10度の入賞で総合12位でシーズンを終えると、翌16年の第5戦スペインGPよりRed Bull Racingへ移籍。移籍初戦で勝利を収め、18歳227日での初優勝という最年少記録を打ち立てました。
18年も2勝を挙げると、Hondaパワーユニットでの参戦となった19年には自己最多のシーズン3勝をマークし、ランキングも自己ベストの3位となりました。20年も継続してRed Bull Racingから参戦。シーズンでは2勝を挙げ、完走したほとんどのレースで表彰台に登壇しました。ランキングは自己ベストタイ記録の3位となりました。
21年はルイス・ハミルトン(メルセデス)との激しいドライバーズタイトル争いに。同ポイントで迎えたシーズン最終戦では、最終ラップの攻防の末に逆転勝利し、自身初のドライバーズタイトルを獲得。モナコGPでの初勝利もあり、この年は10勝をマークしました。
22年ではチャンピオンにのみ装着が許されるカーナンバー「1」を着けて15勝を挙げ、圧倒的な強さで日本GPで2度目の世界選手権タイトルを獲得しました。
そして23年、マックスは19勝を挙げる圧倒的な強さで記録を塗り替え、3年連続でワールドチャンピオンに輝きました。チームメートのセルジオ・ペレスとともに22戦中21勝を挙げ、1988年にホンダが記録した93.8%を上回る95.5%という新たな勝率記録を打ち立てました。
主な戦績
2014 | F3ヨーロッパ選手権 3位 |
2015 | F1世界選手権 12位 |
2016 | F1世界選手権 5位(スペインGPでF1史上最年少優勝) |
2017 | F1世界選手権 6位 |
2018 | F1世界選手権 4位 |
2019 | F1世界選手権 3位 |
2020 | F1世界選手権 3位 |
2021 | F1世界選手権 チャンピオン |
2022 | F1世界選手権 チャンピオン |
2023 | F1世界選手権 チャンピオン |