マックス・フェルスタッペンはFP1開始後の序盤にハードタイヤでトップタイムをマークし、そのままセッションのほとんどの時間トップをキープして走行し好調を見せました。その後ソフトタイヤでの走行時にトラフィックが原因となり2番手でセッションを終えることになりましたが、トップとの差わずか0.05秒差と僅差の戦いとなりました。
続いてScuderia AlphaTauri Hondaのピエール・ガスリーが4番手をマークし、同じくこのレースウイークでの力強さを見せました。セルジオ・ペレスは11番手、角田裕毅は15番手となり、ドライバーたちが段々と路面状況がよくなる中で確実に走行を重ねました。
FPは日没前に行われ、続いてFP2は明日の予選シミュレーションとなる同時刻に行われました。その中でガスリーは3番手をマーク、トップとの差わずか0.081秒と好位置につけました。
フェルスタッペンはトップとの差0.2秒で4番手、続いて角田はハードタイヤで8番手をマークするすばらしい結果を出します。ペレスも9番手となり、Honda勢4台全車がトップ10入りを果たす、幸先のいい初日となりました。FP2は途中、シャルル・ルクレール(フェラーリ)の大きなクラッシュにより中断となり、セッション時間は予定よりも早く終了となってしまいましたが、選手にケガはなく無事に全セッションが終了となりました。
チームはこれから初めてのジェッダ・ストリート・サーキットでの走行から得たデータを解析し、明日の予選によりいいパフォーマンスを発揮すべく準備していきます。