Formula 1

Oracle Red Bull Racing、Honda RBPTH002でタイトル防衛に挑む

Oracle Red Bull Racing、Honda RBPTH002でタイトル防衛に挑む

Oracle Red Bull Racing(オラクル・レッドブル・レーシング)は、英国・ミルトンキーンズのチーム本部において、FIAフォーミュラ・ワン世界選手権(以下、F1)の2024年シーズンで使用されるニューマシンRB20を発表しました。

2024年のF1は、Oracle Red Bull RacingとHondaの双方にとって、重要なマイルストーンの一つとなるシーズンです。新しく発表されたRB20は、Red Bull Racingの20周年と、HondaのF1初参戦から60年という節目を記念するマシンとなります。HondaのRA271 は、1964年のドイツGPでドライバーのロニー・バックナムとともにF1デビューを飾りました。

今シーズンは、Honda RBPTのパワーユニット(PU)テクノロジーを搭載したRed Bull Racingにとって、4年連続のドライバーズタイトル、3年連続のコンストラクターズタイトル獲得に向けた活動でもあります。

2023年シーズン、前の年にドライバーズタイトルとコンストラクターズタイトルを奪取したOracle Red Bull RacingとHonda RBPTは、ディフェンディングチャンピオンとして戦い、Honda RBPTH001(PU)はRB19(マシン)に対し、22戦中21勝、95.5%という高勝率でのチャンピオン獲得をサポートしました。

今シーズンのRB20は、その圧倒的な強さを持ったPUから名前を変えたHonda RBPTH002(1.6L V6ハイブリッドPU)を搭載します。

詳細は https://honda.racing/ja/f1/machines をご覧下さい。

現世界チャンピオンのマックス・フェルスタッペンと昨年2位を獲得したセルジオ・ペレスが、今シーズンもRB20のステアリングを握ります。

F1公式テストは2月21~23日にバーレーン・インターナショナル・サーキットで始まり、その後、2月29日~3月2日に開幕戦のF1 バーレーンGPが開催されます。

Hondaは2024年のシーズンを通して、F1初参戦から60周年を祝う活動を続けていきます。

※ FIA とは、Fédération Internationale de l'Automobile(国際自動車連盟)の略称

渡辺康治 | 株式会社ホンダ・レーシング 代表取締役社長

今年、Hondaが初めてF1に参戦してから60周年、そしてチームの20周年となる節目となる年をOracle Red Bull Racingの皆さまとともに祝うことができ、誠に光栄です。

我々HRCそしてHondaはテクニカルパートナー、チームパートナーとして、昨シーズン、F1の歴史に残る22戦21勝という圧倒的な偉業を、マックス・フェルスタッペン選手、セルジオ・ペレス選手、そして類稀なチームワークをもったチームのメンバーとともに成し遂げることができたことをたいへん誇りに思っています。

HRCそしてHondaは今シーズンもパートナーとして引き続き全力でサポートし、チームの3年連続のタイトル獲得に向けて挑戦してまいります。

パワーユニット『Honda RBPTH002』で戦う偉大なチームへの応援をよろしくお願いします」

クリスチャン・ホーナー | Oracle Red Bull Racing代表兼CEO

Honda F1の60周年と同時に、我々の20周年を記念するシーズンを迎えられることをうれしく思います。Honda F1の壮大な歴史の一部になれたことをありがたく思うと同時に、お互いにとって最も成功した年のひとつをともに味わえたことをうれしく思います。

昨シーズン、Honda RBPTH001は22戦中21勝という素晴らしい成績を我々に与えてくれて、F1の歴史上、伝説となるような数々の記録を打ち立てたり、更新したりしました。そしてフェルスタッペン選手は今、最も成功したHondaドライバーという栄誉を得ることができました。私たちの道のりを振り返ると、2019年にパートナーシップを結んだ当初から、デビュー戦で表彰台を獲得し、わずか3シーズンで頂点まで上り詰め、以後、世界選手権3連覇という偉業を成し遂げました。

私は、Red Bull Powertrainsを通じたHondaとのコラボレーションが成功したことを誇りに思います。そしてこれからも、Hondaが60年以上にわたって維持してきたチャレンジ精神と勝利への決意を、ともに具現化し続けていきます」



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