Q1では、多くのドライバーがコース上に留まって連続周回を行ったことから、目まぐるしく順位が入れ替わる展開となりました。その中でフェルスタッペンとセルジオ・ペレス、ピエール・ガスリーは順調にQ2へ進出。角田裕毅はキャリアを通じて初走行となるモナコで、15番手のセバスチャン・ベッテルにわずか0.018秒及ばず、16番グリッドとなりました。
Q2も僅差の戦いになりタイムが拮抗しただけでなく、7チームのドライバーがトップ10入るコンセントなりました。この中で、フェルスタッペンは2番手、ペレスが5番手、ガスリーは8番手で突破を果たします。
Q3最初のアタックでは、シャルル・ルクレール(フェラーリ)がトップに立ち、フェルスタッペンが2番手で続きます。残り時間がわずかとなった最後のアタックでは、フェルスタッペンがセクター1で全体ベストタイムをマークしてポールポジションを狙いましたが、1回目のアタックでトップタイムを記録していたルクレールがプールサイドシケインでクラッシュ。セッションは赤旗中断となり、ルクレールはそのままポールポジションに残る一方で、フェルスタッペンは2回目のアタックを中断せざるを得ず、2番手のまま予選終了となりました。
ガスリーは赤旗中断前に素晴らしいラップをマークし、6番手に入ります。ペレスは最終アタックでセクター2まで自己ベストを更新しましたが、最終コーナーのラスカスでトラフィックに遭遇して大きくタイムロス。9番手で予選を終えました。
なお、モナコGPでフロントローからスタートするのは、フェルスタッペンにとっては自身初、Hondaとしては2004年以来17年ぶりとなります。