FP1では、Hondaパワーユニット勢が序盤からペースを上げ、一時はフェルスタッペン、ガスリー、セルジオ・ペレス、角田裕毅の順でトップ4を独占。ペレスはソフトタイヤでのアタックラップのターン4でスピンを喫し、最終的にはトップ10圏外となりましたが、フェルスタッペンがトップタイムをマークし、ガスリーが2番手、角田が5番手に続きました。
しかし、FP1終了後に、ガスリーのパワーユニットのデータに異常が見られたため、詳細な調査を行うことを決断しました。これにより、残念ながらガスリーはFP2には出走しませんでした。
FP2でも、フェルスタッペンは順調に走行を重ね、2番手に約0.3秒差をつけてトップでセッションを終えます。ペレスはアタックラップでイエローフラッグが出たこともあり、9番手に。角田は15番手となりましたが、雨粒の落ちる難しいコンディションの中で39周を走行し、多くのデータを収集しました。
この日収集したデータを詳細に分析し、明日の予選でさらなる向上を果たせるように取り組んでいきます。