昨年はコロナ禍の影響によって開催がなかったため、2年ぶりのバクーでの開催となりました。『長いストレートを持つ市街地コース』という特性上、ストレートでの最高速と中低速セクションでの空力効率を両立させることが重要です。FP1では、Red Bull Racingが好ペースを見せ、マックス・フェルスタッペンが首位、セルジオ・ペレスが4番手につけました。
Scuderia AlphaTauriも、ピエール・ガスリーがフェルスタッペンから約0.5秒差の6番手と上々の出だしを見せます。バクーでのキャリア初走行となった角田裕毅は、コースの習熟に努め、コースオフする場面はあったものの、14番手でセッションを終えました。
FP2では各車さらにペースを上げ、ペレスがトップタイムをマーク。フェルスタッペンも0.101秒差の2番手に続き、Red Bull Racingが1-2で締めくくります。ガスリーは午前のセッションから1つポジションを上げ、トップから約0.4秒差の5番手に。角田もタイム向上を果たし、ルイス・ハミルトン(メルセデス)を上回る10番手となっています。
ロングランもこなし、充実した初日となりましたが、予選・決勝へ向けて最適なセッティングを施すべく、ここからも全力で取り組んでいきます。