この日のFP1から、角田裕毅のマシンに新たなパワーユニット(PU)を投入。これによるグリッド降格ペナルティーで、決勝では最後尾スタートとなることから、フリー走行ではレースペースの向上に注力しました。2年ぶりのF1開催でセッション序盤は路面のグリップが低い状態でしたが、角田は初走行のサーキットで好調なペースを見せ、FP1では11番手につけます。
マックス・フェルスタッペン、セルジオ・ペレス、ピエール・ガスリーは、FP1で3~5番手タイムをマーク。ペレスは序盤のスピンでリアウイングを破損しましたが、セッション後半から走行を再開し、4台そろって精力的に周回を重ねました。
FP2では、フェルスタッペンが2番手に0.4秒差の首位に立ちます。ペレスはFP1と同じ4番手、ガスリーと角田は6番手と8番手で、セッションを終えています。