気温の高い中でのFP1となりましたが、マックス・フェルスタッペンがトップタイムをマーク。2番手のバルテリ・ボッタス(メルセデス)とは0.061秒差でした。Scuderia AlphaTauriもピエール・ガスリーが5番手につけ、幸先のよいスタートになりました。
セルジオ・ペレスが8番手、角田裕毅は12番手となりました。角田は、このセッションで2回のスピンを喫し、1度目はターン9でリアが流れてコースアウトしたものの、接触は免れました。2度目はよりスピードの高いターン4で同様のスピン。マシン後部がバリアに接触してストップしたため、セッションは赤旗中断となりました。
角田にケガなどはなかったものの、マシンは修復に時間を要し、FP2での走行時間が大幅に少なくなりました。
FP2では、フェルスタッペンがマシンのハンドリングに苦しむ場面も見られましたが、3番手で終了。ペレスが5番手、ガスリーが6番手につけました。角田はセッションが残り2分となる頃にようやくコースインし、1回のみアタックできました。このタイムで17番手となっています。
シルバーストーンではスプリント予選開催によりスケジュールが大幅に変わりましたが、今週末は通常通りのフォーマットでの開催となっており、明日土曜日の午前中にFP3が行われます。ここで、車体、パワーユニットともに最後の調整を行い、予選に向かいます。