今回より、ターン10のレイアウトが変更されたため、FP1ではその習熟も課題となりましたが、Red Bull Racing Hondaのマックス・フェルスタッペンは、首位と0.033秒差の2番手でセッションを終えます。
Red Bull Racingのもう1台、セルジオ・ペレスは9番手となり、Scuderia AlphaTauri Hondaもピエール・ガスリーが7番手、角田裕毅が11番手と、Hondaパワーユニット勢は全車がトップ11内につけました。
FP2では、フェルスタッペンがソフトタイヤを履いた最初の走行のターン10でワイドに膨らみ、アタックを中断。ペレスはロングランに取り組み、それぞれ9番手と10番手タイムをマークしました。
予選を想定したショートランをベストな状態で走行することはできなかったものの、燃料搭載量が多い状態でのロングランでは、フェルスタッペンがプログラム中にフロントウイングの破損に見舞われる場面がありながら、非常に好調なペースを発揮しました。
Scuderia AlphaTauriも、FP2でガスリーが6番手、角田が7番手に。どちらもトップから0.5秒差以内につけました。