昨年まで、金曜日のフリー走行は90分間のセッションが2回行われていましたが、今季からは60分間に短縮。予選・レースの時間帯とは異なる日中に行われ、気温も非常に高い中でのFP1でしたが、慌ただしく各車がコース上に詰めかけていきました。
このFP1では、フェルスタッペンがトップタイムをマークし、チームメートのセルジオ・ペレスが6番手に続きます。Scuderia AlphaTauri Hondaのピエール・ガスリーはこのセッションで最多となる23周を走行して7番手。F1で初の公式セッションを迎えた角田裕毅は21周の走行で14番手につけました。
予選・決勝と同時刻となるFP2は、日没直後に開始しました。好調なペースを刻んだフェルスタッペンが、ここでもトップタイムを記録。ソフトタイヤを履いた予選シミュレーションに臨んだ角田が、フェルスタッペンから0.447秒差の7番手となりました。9番手にガスリー、10番手にペレスで、ここまでが首位と約0.6秒。各車のタイムが非常に接近していましたが、Hondaパワーユニット勢は全車がトップ10入りを果たしました。
今日収集したデータと先日のプレシーズンテストで得たデータをもとに、これからエンジニアたちがさらなるセッティングの最適化を進め、明日の予選と明後日の決勝に向けたさらなる準備を進めていきます。