Race
F1 2026
Round 5

ストロールは母国レース完走、アロンソは序盤に順位を上げるもリタイア

ca Circuit de Gilles-Villeneuve

5月24日(日)、F1第5戦カナダGPの決勝レースがジル・ヴィルヌーヴ・サーキットで開催されました。

ストロールは母国レース完走、アロンソは序盤に順位を上げるもリタイア

気温12℃、路面温度17℃、湿度72%。スタート前のジル・ヴィルヌーヴ・サーキットは曇り空で、小雨が断続的に降る難しいコンディションとなりました。決勝前の雨により路面の一部が濡れた状態で、レースはスタートを迎えました。

スタート後はドライコンディションとなり、インターミディエイト(小雨用の緑色タイヤ)を選択したチームは、スタート直後にタイヤ交換を迫られました。フェルナンド・アロンソは19番グリッド、ランス・ストロールはピットレーンから、ともにソフトタイヤでスタートしました。

アロンソは序盤に大きく順位を上げ、5周目までにポイント圏内となる10番手まで浮上しました。ストロールもピットレーンスタートから順位を上げていきました。しかしその後はライバル勢の先行を許し、ポジションを落としました。

14周目には、前方の2台が接触したことにより、アロンソは14番手から2つ順位を上げました。ストロールは14周を走行してピットインすると、ソフトタイヤから同じソフトタイヤへ交換しました。アロンソは20周目を走行したあとピットインし、ストロールと同じくソフトタイヤから同じソフトタイヤを選択してコースへ戻りました。しかしアロンソは3周走行後にピットへ戻ると、そのままリタイアとなりました。

ストロールは49周目を走行後に2回目のピットインを行い、ミディアムタイヤに交換すると、15番手のままコースへ復帰。6台がリタイアする中、ストロールは母国でのレースを15位で終えました。


Fernando Alonso
Fernando Alonso 14
Aston Martin Aramco Formula One Team
いいスタートを切ることができ、トップ10圏内で争えていました。ソフトタイヤでスタートするという判断は正しかったと思います。他の数台はインターミディエイトを選びましたが、早い段階でピットに入らなければなりませんでした。

残念ながら、レース中にシートに問題が発生したため、リタイアする判断をしました。ここではマイアミと同じパッケージながら、マイアミの時よりも速さがあったように感じています。

夏休み前後に予定しているアップグレードでパフォーマンスが向上するのを待つ必要がありますが、それまではこのパッケージを最大限に最適化していきたいと思います。

Lance Stroll
Lance Stroll 18
Aston Martin Aramco Formula One Team
難しい週末になりました。タイヤを必要な温度域まで持っていくことができず、レースを通してグリップに苦しんでいました。ストレートでも必要なペースがありませんでした。マシンのパフォーマンスはまだ求めているレベルには届いておらず、そこに到達するためには、まだ多くの改善が必要です。

Mike Krack
Mike Krack
Aston Martin Aramco Formula One Team
レースのスタートはまずまずで、両ドライバーともオープニングラップでポジションを上げることができました。ただ、雨の可能性が低くなるにつれて、その位置を維持するのは難しくなりました。

フェルナンドのレースは、シートの問題により早い段階で終わることになりました。コックピット内で快適に走れる状態ではなかったため、24周目にリタイアする判断をしました。

ランスのレースは、タイヤをソフト、ソフト、ミディアムとつなぐ通常の2ストップ戦略で、ボッタス(キャデラック)の前となる15位でフィニッシュしました。残念ながら、現時点ではこれ以上のペースがなく、これが今の私たちのポジションです。

また別件ではありますが、INDY500でポールポジションと優勝を果たしたHondaの仲間たちに、お祝いを申し上げたいと思います。

Shintaro Orihara
Shintaro Orihara
Honda
本日も2台ともにパワーユニットに大きな問題はなく、ストロール選手は自身のホームレースを完走することができました。残念ながらアロンソ選手は完走できませんでしたが、パワーユニットの観点では全てスムーズに進んでいました。

 カナダGPの週末を通じて、ドライバビリティ面で前向きな兆しを確認できました。次戦のモナコではキーになる部分ですのでポジティブに捉えていますが、一方でドライバーが求めるレベルにはまだ至っていません。進むべき方向性は見えてきているので、引き続き改善に取り組んでいきます。


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