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F1 2026
Round 1

アロンソ「スタート時の10番手は予想外」 ストロール「方向性が見えてきた」

au Albert Park

3月8日(日)、F1開幕戦オーストラリアGPの決勝がアルバートパーク・サーキットで行われました。

アロンソ「スタート時の10番手は予想外」 ストロール「方向性が見えてきた」

Hondaのパワーユニットを搭載するAston Martin Aramco Formula One Teamは、フェルナンド・アロンソが17番手、ランス・ストロールが22番手のスターティンググリッドにつけました。ストロールは前日、トラブルにより慎重を期して予選に出場しなかったため、Q1の最速タイムから107%以内のタイムを記録できませんでしたが、FIA(国際自動車連盟)との協議の結果、決勝レースへの出場が認められました。

注目のスタートでは、アロンソはアウト側の17番グリッドから好スタートを決め、ターン1で12番手に浮上。続くターン3ではイン側のポジション取りが功を奏し、10番手まで順位を上げました。22番グリッドのストロールもターン1で1台を抜き、19番手に浮上しました。

3周目まではポイント圏内を走行していたアロンソでしたが、ターン8から9、ターン10から11にかけての「ストレートモードゾーン」でポジションを2つ落としました。新しいレギュレーションでは、本コース上の5か所に設定されたストレートモードゾーンで前後のウイングが可動する「アクティブエアロ」を使用することができます。さらに、新たに導入された「オーバーテイクモード」では、最終ターン手前に設置された検知ポイントで後方1秒以内に入ったドライバーのみが追加の電気パワーを使用できます。ドライバーは限られた電気エネルギーをコース上のどこで使うかを戦略的に判断する必要があり、レース中には各所で多くのオーバーテイクが見られました。

5周目以降、アロンソは次々とオーバーテイクを許し、16番手まで順位を下げます。12周目にはバーチャル・セーフティカー(VSC)が発動したため、このタイミングで2台ともピットインしました。

14周目にVSCが解除された時点で、アロンソは16番手、ストロールは18番手で走行を続けましたが、その周の終わりにアロンソは再びピットインし、ガレージ内でマシンの確認作業が行われました。

25周目、確認を終えたアロンソはソフトタイヤを装着してコースに復帰し、データ収集を続けましたが、34周目の終わりに再びピットインしてリタイアしました。

一方、ストロールは17番手を走行中の37周目にピットインし、同様にガレージ内でマシンの確認作業を実施。50周目にコースへ復帰しました。最終的にトップから12周遅れの17番手でチェッカーフラッグを受けました。優勝車の周回数の90%未満だったため完走扱いにはなりませんでしたが、チームにとって貴重なデータを得るレースとなりました。


Fernando Alonso
Fernando Alonso 14
Aston Martin Aramco Formula One Team
今回のレースでは、最初の2周が最も楽しめた部分でした。スタートはうまく決まり、予想外でしたが10番手までポジションを上げることができました。ただ、その位置は本来のペース以上のものだったため、その後は徐々に順位を落としていきました。その後、マシンの状態を確認するためガレージに戻り、再びコースに戻りましたが、最終的にはリタイアすることになりました。来週の中国GPは、走行距離を重ねてマシンを最適化していくための良い機会になると思います。 

Lance Stroll
Lance Stroll 18
Aston Martin Aramco Formula One Team
今日はマシンで走行距離を重ねることができて良かったです。特に、今週末はほとんど走行できていなかったので、その点は重要でした。今回のレースは学習の機会として位置づけ、ガレージでマシンの状態を確認するために数周分の時間を使った後、再びコースに戻りました。パフォーマンス面や信頼性の面では、まだ足りない部分が多く残っていますが、今日走ることができた周回によって、中国GPに向けて進むべき方向性が少し見えてきたと思います。

Adrian Newey
Adrian Newey
Aston Martin Aramco Formula One Team
今日は主に、AMR26についてさらに理解を深めるための機会となりました。2台ともスタートを切りましたが、ポイント争いが難しいことが明らかになった段階で、ピットに戻してマシンの状態を確認する判断をしました。その後、パーツを温存するため、チームはフェルナンドにリタイアするよう指示しました。今週末に得られたデータと知見は、次のレースに向けて役立つはずです。

Shintaro Orihara
Shintaro Orihara
Honda
今日のレースでは、我々の進んでいる方向が正しいという手ごたえを得ることができました。信頼性の面でも問題なくレースを終えることができ、PU対策が実戦で機能することを確認できました。バーレーンでの状況を考えると、非常に大きな前進です。

今週末は、バッテリーの信頼性を検証するうえでも重要なイベントになりました。バーレーンテスト後、チームとはバッテリー振動の対策に向けてこれまで以上に連携し、ワンチームとして24時間体制で取り組んできました。

データ上でも、バッテリー振動の低減が確認でき、レースディスタンスを走り切るために正しい方向に進んでいると考えています。この流れを止めず、加速させる必要があります。今後も各ラップごとに得られるデータは非常に重要であり、引き続き最大限の努力を続けていきます。

来週の中国GPでは、より多く走行距離を積み上げられると思っています。周回を重ねてデータを集め、パフォーマンス向上と、エネルギーマネジメントの最適化に取り組んでいきます。


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