ピットレーンからスタートして表彰台に上がれるなんて、まったく想像もしていませんでした。本当に信じられない週末の展開です。レース序盤はとても慌ただしく、コース上のデブリで早い段階にパンクしてしまい、そこからほとんどやり直しのような形になりました。それでもチームがスタートからフィニッシュまで正しい戦略を取ってくれたおかげで、前方のトラフィックを非常に効率よく抜けることができました。何度か思い切ったオーバーテイクも仕掛けましたが、そういう攻めは大好きですし、予想外にとても楽しいレースになりました。今日はペースもとても良く、金曜、土曜に比べてグリップが大幅に改善されていました。インテルラゴスの雰囲気も素晴らしく、本当に力をもらいました。チームが昨晩、予選後から懸命にマシンを調整してくれたことに心から感謝しています。僕たちは2位で満足することなく、リスクを取ってでも挑み続けました。ピットレーンからスタートして、トップから10秒差の3位でフィニッシュできたのは本当に信じられない結果です。残りのレースでも全力で戦い、マシンから最大限のパフォーマンスを引き出していきたいと思います。そしてキミ（アントネッリ）にもおめでとうと言いたいです。彼は本当に素晴らしい走りを見せてくれましたし、大きな自信につながったと思います。新人ドライバーにとって、これほど素晴らしいことはありません！

週末を通して本当に厳しい戦いが続きました。チームとしていろいろなことを試しましたが、うまくいった部分もあれば、そうでない部分もありました。レース序盤はハードタイヤで良いスタートを切り、いくつかポジションを上げることができました。セーフティカーのタイミングを利用して早めにピットインしましたが、残念ながらランス（ストロール）との接触があり、ペナルティを受けてしまいました。その後の追加ピットストップも響き、今日はポジティブな結果を残すのが難しかったです。それでも最終スティントでは良いペースを見せることができましたし、シーズン残りのレースでも諦めることなく、最大限の結果を目指して全力を尽くしていきます。素晴らしい走りを見せ、チームのコンストラクターズ争いに重要なポイントを獲得したマックスにも敬意を表します。

今日の結果には本当に満足しています。僕たちは1ストップ戦略を選択し、うまく機能しましたが、終盤はかなり厳しかったです。タイヤの状態は悪くなかったものの、このサーキットは非常に繊細で、1つのコーナーで少しプッシュしすぎると次のコーナーで代償を払うことになるため、タイヤマネジメントが非常に重要でした。さらにストレートで十分なパワーを発揮できるよう、エネルギーの使い方にも気を配りました。全体的に戦略は完璧に機能してくれて、チーム全員の努力の結果、2台そろってポイントを獲得できたことを誇りに思います。

今日は全体的に難しいレースでしたが、その中でもいくつか良い場面を見せられたと思います。第1スティントでは苦戦し、トラフィックに引っかかって、ダメージを最小限にするように走らざるを得なかった場面も何度かありました。それでもレース中盤以降は少しずつ楽しめるようになり、終盤にはリアムに迫ることができました。オーバーテイクを仕掛けた時に少しプッシュしすぎてミスをしてしまいましたが、チームとして7位と8位のダブル入賞を果たすことができたのは嬉しいです。次のラスベガスを含む最後の3連戦に向けて、チーム一丸となって今回のレースを振り返り、改善点をしっかり分析したいと思います。