本当に素晴らしい週末でしたし、今日は非常に良いペースを発揮できて、レース自体もかなりシンプルに進めることができました。先頭からスタートできたことが大きく、タイヤマネジメントもうまくいきました。序盤のスティントから計画通りに進められ、すべてを思い描いた通りに実行できたと思います。戦略としてはハードタイヤからミディアムタイヤへ繋ぐものでしたが、幸いレース中盤にセーフティカーが入ることもなく、計画が狂うことはありませんでした。

このサーキットはレイアウトが難しく、さらに強風の影響もあるので、壁にあたらないよう常に意識しなければならないんです！マシンの感触は良く、しっかりとペースをコントロールできて、メルセデスに対しても大差をつけることができました。とても良い週末になりましたし、この2戦は本当に素晴らしい結果を得られました。どちらも低ダウンフォースのサーキットだったので、今後ほかのコースでどうなるか楽しみです。

もちろんこの勢いを継続していきたいですが、今はこの瞬間を心から楽しんでいます。僕たちがしてきた仕事には本当に満足していますし、チームとの関係も非常に良く、マシンが好調ならすべてが噛み合います。本当に幸せな週末になりました。

アゼルバイジャンでは週末を通して強さを示すことができ、ずっと望んでいたパフォーマンスを発揮できました。その中でチームの皆と自己最高の結果を獲得できたのは、当然の成果だと思います。昨日の予選で良いポジションを確保し、フリー走行でのロングランの好調さを活かしたいと考えていました。

ミディアムでもハードでもタイヤのデグラデーション（劣化）は少なく、誰も大きくペースが落ちなかったのでオーバーテイクは難しかったですが、それでも6位という結果には満足しています。チームから多大なサポートを受けてきたので、それに応える形でしっかりポイントを獲得できたのは良かったです。マシンに施した変更も今週末は確実に効果を発揮し、これまでのレース日よりも競争力を高めることができました。

バクーに来るまでに、最大限のパフォーマンスを引き出すために多くの努力を重ねてきましたが、今日は正しい方向への一歩を踏み出せたと思います。次戦以降につながる何かを解き放てたと感じています。また、マックスの彼らしい見事なドライブにも心から祝福を送りたいです。チーム全体が非常に研ぎ澄まされて高いレベルで機能しているので、この勢いを維持し、シーズン最後まで決してあきらめずに戦っていきます。

最後の10〜15周はとても激しい戦いで、本当にやりがいのあるレースでした。スタート位置を考えると少し残念な部分もありますが、正直なところ今日は先頭集団のドライバーたちと戦えるだけのスピードはありませんでした。それでも常に希望を持って走っていましたし、最終的に5位でフィニッシュできたのは、特に選手権を考えると私たちにとって大きな意味を持ちます。週末を通してチームが素晴らしいマシンを用意してくれたので、ポイントを持ち帰ることができてとても満足しています。僕たちは全力を尽くしました！ 

スタート前に油圧系のトラブルが発生しましたが、チームのみんなが時間内に全て修復してくれたおかげで、無事に間に合わせることができました。スタート自体はとても良かったのですが、残念なことに昨日と同じミスをしてしまい、2つ順位を落としてしまいました。ハードタイヤでのペースはとても良かったのですが、ミディアムタイヤではそれほど良くなかったので、その原因を解明するために分析が必要だと思います。

それでも、この週末からたくさんのポジティブな点や学びを得られました。リアムは完璧なレースをしましたし、チームとしてダブル入賞できたことを本当にうれしく思います。次のシンガポールも楽しみですし、良い結果を出せる自信があります。