残念ながら、今週末はすべてがうまくいきませんでした。何が原因だったのか、きちんと理解する必要があります。レースでは前後のクルマに挟まれてしまい、グリップに苦しみました。高速コーナーでは悪くなかったですが、低速や中速域では明らかに足りませんでした。

マシンの状態は週末を通して難しく、最後まで改善できずに終わってしまいました。いつものようにすべてを分析して、今週末から学んだことを活かして、オランダGPに向けてパフォーマンスを引き出せるようにします。

今回の結果はもちろん満足できるものではなかったですが、これから夏休みに入るので、レースのことはあまり考えずに家族や友人と過ごして少しリフレッシュしたいです。シーズンはまだ長いですし、後半戦ではより一貫した強さを目指して努力します。今回は悔しい結果でしたが、しっかり前を向いて進んでいきます。 

 今週末はチームにとって本当に厳しい展開でした。今日もポイント圏内まで上がるのは難しいと分かっていましたが、フロントウイングにダメージを受けてしまい、実質的にレースは終わったようなものでした。レース中盤にはガーニーフラップも外れてしまい、それがペースに大きく影響して、グリップもさらに悪化していきました。結果として、戦略で勝負する余地も失ってしまいました。

それでも今季ここまでを振り返れば、ベルギーGPから導入された新しいフロアの効果もあり、着実に前進できていると感じています。データ上ではマックスとの差も0.1秒程度まで縮まってきていて、彼にここまで近づけるドライバーはそう多くないと思っています。

明日はすぐにファクトリーへ向かい、シミュレーターで今回の問題点を徹底的に分析します。このままの流れで後半戦に入るわけにはいきません。夏休み中にしっかり立て直して、強くなって戻ってきます。悔しいですが、前向きに取り組み、必ず巻き返します。

 今日の結果にはとても満足しています。厳しいレースで、特にピットに入るタイミングを探るのがトラフィックの影響で本当に難しかったです。それでもマシンのスピードは良く、タイヤのデグラデーションも抑えられていて、チームは素晴らしい仕事をしてくれました。マックスのようなドライバーを背後に抑えるのは決して簡単ではありませんが、僕らの戦略が功を奏し、最後までポジションを守ることができました。ここ数戦で安定感が出てきているのは嬉しいことですが、何より大切なのは、夏休みでしっかりリフレッシュしたあとも、この勢いを保ち続けることだと思っています。 

ポイントを獲得できず、本当に悔しいです。週末を通してペースは良かったですし、レースに向けても自信を持って臨めていました。ただスタートでうまく加速できず、全力を尽くしましたが1周目に抜かれてしまって、その後は他車に引っかかってしまいました。ミディアムタイヤでのペースは安定していましたし、チームとしてもリアムの結果も含めてポジティブな要素は多かったと思います。マシンには十分なポテンシャルがあるので、あとは自分が重要な場面ですべてをまとめきる力を身につけたいです。ここ数戦は少し不運でしたが、後半戦に向けて前向きな気持ちでいます。夏休み明けにはもっと強くなって戻ってこられるよう、これからも集中して取り組んでいきます。