Race
F1 2025
Round 10
フェルスタッペン、2位表彰台を獲得
6月15日(日)、F1第10戦カナダGPの決勝レースがジル・ヴィルヌーヴ・サーキットで開催されました。

マックス・フェルスタッペンはチーム通算200回目のフロントロウからスタートして2位表彰台を獲得。10グリッド降格ペナルティで18番グリッドからスタートした角田裕毅は、アップグレードに好感触を得て12位まで挽回。イザック・ハジャーは16位、リアム・ローソンはリタイアでした。

Max Verstappen
1
Oracle Red Bull Racing 今日は、本当に持てる力をすべて出し切ったと思います。レースはかなり守りの展開になり、決して楽ではありませんでした。タイヤのデグラデーション(性能劣化)が大きく、特に最初の2スティントではタイヤの消耗がとても早かったです。それでもポジションを守るために、戦略面ではかなりアグレッシブに攻めました。最後のピットストップ時には『このタイヤでは最後までもたないかもしれない』という不安もありましたが、燃料が軽くなった最終スティントでは少し優しく走れたことがプラスになりました。レース全体を通して、これが現時点での最大限の結果だったと思います。前方で争えるだけのペースは正直ありませんでしたし、タイヤの摩耗が激しく、優勝争いに加わるのは難しい状況でした。それでも2位という結果には満足しています。ジョージ(ラッセル)とのギャップも大きくはありませんでしたが、勝負できるほどのスピードはなかったですね。とはいえ、今週末はチームとして本当に良いパフォーマンスができたと思いますし、マシンの状態も決して悪くありませんでした。次戦に向けては、タイヤマネジメントやデグラデーションへの対応といった課題が残りますが、ポジティブな要素もたくさんある週末でした。
今日は、本当に持てる力をすべて出し切ったと思います。レースはかなり守りの展開になり、決して楽ではありませんでした。タイヤのデグラデーション(性能劣化)が大きく、特に最初の2スティントではタイヤの消耗がとても早かったです。それでもポジションを守るために、戦略面ではかなりアグレッシブに攻めました。最後のピットストップ時には『このタイヤでは最後までもたないかもしれない』という不安もありましたが、燃料が軽くなった最終スティントでは少し優しく走れたことがプラスになりました。レース全体を通して、これが現時点での最大限の結果だったと思います。前方で争えるだけのペースは正直ありませんでしたし、タイヤの摩耗が激しく、優勝争いに加わるのは難しい状況でした。それでも2位という結果には満足しています。ジョージ(ラッセル)とのギャップも大きくはありませんでしたが、勝負できるほどのスピードはなかったですね。とはいえ、今週末はチームとして本当に良いパフォーマンスができたと思いますし、マシンの状態も決して悪くありませんでした。次戦に向けては、タイヤマネジメントやデグラデーションへの対応といった課題が残りますが、ポジティブな要素もたくさんある週末でした。

Yuki Tsunoda
22
Oracle Red Bull Racing 今日はマシンのペースも悪くなく、18番グリッドからいくつかポジションを取り戻すことができました。ミディアムタイヤでのスティントでは、前を走るマシンの“ダーティエア(乱気流)”の影響で思うように走れず、そこは少し難しかったです。また、セーフティカーのタイミングも、僕たちにとってはあまり有利ではありませんでした。それでも、昨日の予選が厳しかったぶん、今日はクリーンなレースができましたし、週末を通して施したアップグレードによってマシンの改善が見られたのは、ポジティブに捉えています。今日の結果は、現状で出せるベストだったと思いますが、それでももっと上を目指したいという気持ちは強くあります。このあとチームとしっかり振り返りを行い、気持ちをリセットして、僕自身がとても好きなオーストリアGPに備えたいと思います。チームの地元ファンの前で、良い結果を出せるよう頑張ります。
今日はマシンのペースも悪くなく、18番グリッドからいくつかポジションを取り戻すことができました。ミディアムタイヤでのスティントでは、前を走るマシンの“ダーティエア(乱気流)”の影響で思うように走れず、そこは少し難しかったです。また、セーフティカーのタイミングも、僕たちにとってはあまり有利ではありませんでした。それでも、昨日の予選が厳しかったぶん、今日はクリーンなレースができましたし、週末を通して施したアップグレードによってマシンの改善が見られたのは、ポジティブに捉えています。今日の結果は、現状で出せるベストだったと思いますが、それでももっと上を目指したいという気持ちは強くあります。このあとチームとしっかり振り返りを行い、気持ちをリセットして、僕自身がとても好きなオーストリアGPに備えたいと思います。チームの地元ファンの前で、良い結果を出せるよう頑張ります。

Isack Hadjar
6
Visa Cash App Racing Bulls F1 Team モントリオールでのレースは、とても厳しい一日になりました。序盤のミディアムタイヤではグレイニング(タイヤのささくれ)が激しく、その影響もあってピットインのタイミングがやや遅れ、いくつかポジションを落としてしまいました。その後はずっとDRSトレインに引っかかり、終盤にはマシンのペースも上がらず、他車に抜かれる展開となってしまいました。
週末を通してマシンのセッティングにはやや苦しんでいたので、チームと一緒に全てを振り返り、2週間後のオーストリアGPに向けて万全の準備を進めていきます。
モントリオールでのレースは、とても厳しい一日になりました。序盤のミディアムタイヤではグレイニング(タイヤのささくれ)が激しく、その影響もあってピットインのタイミングがやや遅れ、いくつかポジションを落としてしまいました。その後はずっとDRSトレインに引っかかり、終盤にはマシンのペースも上がらず、他車に抜かれる展開となってしまいました。
週末を通してマシンのセッティングにはやや苦しんでいたので、チームと一緒に全てを振り返り、2週間後のオーストリアGPに向けて万全の準備を進めていきます。

Liam Lawson
30
Visa Cash App Racing Bulls F1 Team ピットレーンスタートは厳しい展開になると分かっていましたが、昨日の予選が思うようにいかなかったこともあり、新しいパワーユニットを投入する決断をしました。レース終盤には冷却系のトラブルが発生し、リタイアという形で終えることになってしまい、とても悔しい気持ちです。今週末はマシンのペースにも手応えがあっただけに、残念な結果となってしまいました。引き続きマシンのスピード向上に取り組み、自分自身も気持ちを切り替えて、次戦オーストリアGPにしっかりと備えていきたいと思います。
ピットレーンスタートは厳しい展開になると分かっていましたが、昨日の予選が思うようにいかなかったこともあり、新しいパワーユニットを投入する決断をしました。レース終盤には冷却系のトラブルが発生し、リタイアという形で終えることになってしまい、とても悔しい気持ちです。今週末はマシンのペースにも手応えがあっただけに、残念な結果となってしまいました。引き続きマシンのスピード向上に取り組み、自分自身も気持ちを切り替えて、次戦オーストリアGPにしっかりと備えていきたいと思います。












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