今日は正直、それほどエキサイティングなレースではありませんでした。終盤は後続とのギャップがかなり開いていたので、最後のピットストップに向けては自由に動ける状況でした。失うものは何もなく、ただタイヤが古くなっていたので、限界まで攻めることはできませんでした。それでもセーフティカーや赤旗の可能性に期待して走り続けました。

戦略的にはできることはすべてやりましたが、展開が大きく変わるような要素もありませんでした。今回導入された2ストップ義務の新ルールも、自分にとってはあまりレースに影響を与えるものではなかったと感じています。ここモナコでは追い越しがほとんど不可能で、レース展開そのものが運に左右されやすいです。前のクルマを抜けないので、プッシュする意味もあまりなく、正直、今日は多くを学べたとは言えないレースでした。

全体として“可もなく不可もなく”という印象で、特に強い感情もありません。このサーキットは、僕たちのマシンとは相性が良くないのは明らかです。次のバルセロナではもっとレースらしい戦いができると思いますし、トリプルヘッダー最後の1戦に向けて期待したいです。

全体的に、とてもフラストレーションのたまる週末でした。今日の決勝については、自分にできることはほとんどなく、やはり予選でより上位に進出しておくべきだったと感じています。昨日の予選で、自分自身もチームも助けることができなかったことが、厳しい展開を招いてしまいました。

レースでは、ピエール（・ガスリー／Alpine）に接触されたこと以外は大きな出来事もなく、ずっと前のクルマに引っかかった状態が続いて、本当に長く感じる一日でした。モナコでは、前のマシンの後ろを走るだけの展開ではリズムを作ることもできませんし、正直、楽しさも感じにくいです。

イモラで感じていたマシンの制約が、今回のモナコに大きく影響したとは思っていません。FP3や予選Q1では手応えもありましたし、クルマの感触も良かったと思います。ただ、全体を通じてまとめ切ることができませんでした。

来週のスペインGPでは、すべてをしっかりと噛み合わせて、もっと良いパフォーマンスをお見せできるように頑張ります。

今日は自分たちにとって完璧な日曜日になりました。本当にうれしいですし、正直なところ、レースでやれることはすべて出し切れたと思っていて、そういう意味では“小さな勝利”のような気持ちです。

事前に立てていたプランをしっかりと遂行できましたし、チームとして成し遂げた結果に誇りを感じています。リアム（ローソン）も8位に入り、ダブル入賞という形でチーム全体の努力が報われたのは、みんなにとって最高のご褒美になりました。

2ストップ義務の新ルールにより、レース前から戦略を考える要素が多くなっていて、非常に興味深かったです。今日はその戦略がうまくハマり、結果につなげることができました。

イモラからの1週間でしっかりと前進できた感触があり、それをモナコにも持ち込めたのが良かったと思います。この流れを維持して、数日後のバルセロナでもいいレースができるよう、引き続き全力で取り組んでいきます。自信を持って臨みます。

モナコでポイントを獲得できて、本当にうれしく思います。簡単なことではありませんし、チームとして2台そろってポイント圏内でフィニッシュできたのは、今の自分たちにとって非常に大きな成果です。

この週末はすべてがうまく噛み合い、決勝レースも計画通りに進めることができました。戦略も理にかなっていて、予選では2台ともに良いポジションを確保できたことで、週末を通して強さを発揮できたと思います。

2ストップ義務の新フォーマットについては、それほど大きな影響は感じませんでした。展開次第ではチャンスが広がる可能性もあるとは思いますが、今回に関しては比較的シンプルなレースだったと感じています。ここ数戦、手応えのあるペースを維持できており、それをモナコという特別な舞台で結果として示せたのは良かったです。

次戦のバルセロナは、モナコとはまったく異なる特性を持つサーキットですし、新しいレギュレーション変更にも対応していく必要があります。この勢いを保ちながら、できるだけ早く順応できるよう全力で取り組んでいきます。