FP3の段階である程度限界は見えていた通り、特にセクター2では思うような速さを出せず、悔しい予選になってしまいました。もう少し速さを期待していましたが、低速区間では明らかに弱さがあり、縁石の乗り越え方にも課題を抱えています。これはこのマシン特有のもので、低速コーナーではバランスもフィーリングもいまいちでした。

ルイス・ハミルトン選手との件に関しては、僕が走行レーンで減速しているとFerrariチームが誤った情報を彼に伝えたと聞いています。彼の責任ではありませんし、意図的なものではなかったと思いますが、少しヒヤリとする場面ではありました。

明日の決勝は、2ストップ義務という特別なレギュレーションがどう影響するかがポイントになると思います。このサーキットは追い抜きが非常に難しいので、戦略が結果を大きく左右するでしょう。すべてがうまくはまるかどうかは、実際に走ってみないと分かりません。

今日は本当に悔しい一日になりました。FP3やQ1ではマシンの調子も良く、フェルスタッペン選手と近いタイムで走れていたこともあって、Q3進出は十分に狙えると感じていました。ただ、Q2ではなかなか通常通りのラップをまとめることができず、自分たちの持っている力を発揮しきれませんでした。

モナコはもともとクリーンなラップを取るのが難しいサーキットですが、今日は赤旗もあって、より厳しい状況になってしまいました。これまでの週末は比較的順調に進んでいて、マシンのフィーリングにも手応えがあっただけに、残念な結果です。

明日の決勝は、2ストップ義務という特別なルールがあるため、波乱の展開になる可能性も高いと思います。正直、何が起きるか予想がつきませんが、与えられた状況の中で全力を尽くします。チャンスがあればしっかり攻めて、ポイント獲得を目指していきます。

僕たちにとって理想的な予選結果であり、今日達成できる最大の成果だったと思います。今朝のフリー走行3回目ではかなり苦戦していて、予選に入る段階でもクルマに対する自信はあまり持てていませんでした。正直なところ、Q3進出も厳しいと感じていたので、予選6番手という結果には本当に驚いています。

セッションでは焦らず、一歩ずつ着実に進めていくアプローチを取りました。走行のたびにガレージに戻って適切な調整を重ねることで、確実に前進できたと思います。特にQ2では、クルマがより生き生きと走ってくれる感覚がありました。

今日の目標は、まず予選でしっかりとしたポジションを確保することでした。その意味でも、いい形で終えることができたと思います。これからは決勝に向けて、戦略面をじっくりと詰めていきます。

レースには楽観的な気持ちで臨んでいますし、2ストップ義務という新しいルールのもと、非常に面白い展開になると思います。僕たちには戦えるクルマがありますし、明日がとても楽しみです。

フリー走行ではマシンのパフォーマンスをしっかり引き出すことができ、週末を通して快適に走ることができています。今日の予選はチームにとって非常に良い内容で、マシンのスピードも本当に優れていたと思います。ただ、Q3ではタイヤの扱いに少し苦労したことやトラフィックの影響もあり、まだ伸ばせる余地があったと感じています。

明日の決勝では2ストップ義務化という新ルールが導入されるため、全員が手探りの中であらゆるチャンスを生かそうとする展開になるはずです。こうしたルール変更がレースをよりエキサイティングにしてくれると思います。

もちろん、できる限り綿密に作戦を立てて臨むつもりですが、週末の中でもっとも重要な予選がうまくいったのは大きな収穫です。すべてがうまくかみ合ってこの結果につながったことをうれしく思いますし、チームとして2台そろってQ3に進出できたのも素晴らしい成果です。いいポジションにつけているので、明日は前向きな気持ちで全力を尽くします。