Qualifying
F1 2025
Round 7

フェルスタッペンが僅差の2番手、角田裕毅はクラッシュも無事

it Imola

5月17日(土)、F1第7戦エミリア・ロマーニャGPの2日目がイモラ・サーキットで開催され、HondaがTeam Partnerとして支援するOracle Red Bull RacingとVisa Cash App Racing Bulls F1 Teamが、予選に臨みました。

フェルスタッペンが僅差の2番手、角田裕毅はクラッシュも無事

マックス・フェルスタッペンは、ポールポジションにわずか0.034秒届かず2番グリッドを獲得。フロントロウから決勝に臨みます。角田裕毅は予選Q1でクラッシュを喫しましたが、メディカルチェックの結果、身体に問題はありませんでした。

イザック・ハジャーは好調な走りを見せ、9番手を獲得。ホームレースを迎えているチームにとっても明るい結果となりました。リアム・ローソンは赤旗の影響もあり16番手にとどまりましたが、決勝では巻き返しを誓います。


Max Verstappen
Max Verstappen 1
Oracle Red Bull Racing
まず最初に、角田選手が無事で本当によかったです。あれだけのクラッシュの後ですから、何よりもそれが一番大事なことです。

今日の予選で2番手を獲れたのは、全体としてとても良い結果だったと思います。昨日から大きく改善できましたし、クルマのフィーリングもかなり良くなりました。昨晩の作業がしっかり成果に結びついて、ポジティブな変化をいくつも感じられました。

バランスにも満足していますし、理想的なセッティングの範囲にマシンを持ち込むことができて、本当に生き生きと走ってくれました。ただ、今回のタイヤは僕たちにとってやや柔らかすぎて、想定以上にオーバーヒートしてしまい、それが少しパフォーマンスに影響しました。ペースを上げれば上げるほどタイヤの温度が上がってしまって、理想的なパフォーマンスを引き出しきれなかったのは少し残念です。

それでも、明日はフロントロウからのスタートですし、とても良い位置につけていると思います。レースはまた全く別の展開になるでしょう。マクラーレンはロングランでのタイヤマネジメントに優れているので、その点ではアドバンテージがあるはずです。僕たちは自分たちの仕事に集中して、マシンの持つ力を最大限に引き出せるよう全力を尽くします。そして、良い形で週末を締めくくれたらと思います。

Yuki Tsunoda
Yuki Tsunoda 22
Oracle Red Bull Racing
身体は無事ですし、気分も大丈夫です。FP3から予選にかけてクルマに多くの変更を加えていて、その中で少し攻めすぎてしまいました。ラップ中に縁石を深く使いすぎたことでマシンのコントロールを失ってしまい、とても悔しいですし、自分でも本当に愚かなミスだったと思います。メカニックの皆さんには大きな負担をかけてしまい、申し訳ない気持ちでいっぱいです。

クルマの感触はとても良かったですし、原因についても自分の中でははっきりしています。ただ、とにかく不運な形になってしまいました。改めて、チームのみんなには心から謝りたいです。これからマシンのダメージを確認し、明日の決勝に向けて走れる状態まで戻せることを願っています。

Isack Hadjar
Isack Hadjar 6
Visa Cash App Racing Bulls F1 Team
予選の最後のラップまでは、本当に良い1日でした。ターン3でクルマのコントロールを失った理由は、正直なところ自分でも分かりません。縁石に大きく乗ったわけでもないのに、突然バランスを崩してしまい、とても悔しいです。最後に新品のソフトタイヤを残していただけに、もう少しタイムを縮められたという感触があって残念です。今週末はずっとマシンの調子が良くて、走っていて楽しかったですし、今日は5番手も狙えたと思います。

明日の決勝は簡単なレースにはならないと思いますが、目標はポイント獲得です。ロングランのペースには自信があります。ただ、このサーキットはオーバーテイクが難しいので、スタートをうまく決めて、戦略でポジションを上げていきたいですね。チームの成長には手応えを感じていますし、今日はもっと上を狙えたはずという悔しさもありますが、レースに向けて細かいところをしっかり詰めて臨みます。

Liam Lawson
Liam Lawson 30
Visa Cash App Racing Bulls F1 Team
最後のアタックができなかったのは、本当に残念でした。赤旗が出たことで予選は台無しになってしまいましたし、1回目のアタックもアウトラップがうまくいかず、結局まともにタイムを出すことができませんでした。こういう不運なセッションもあるものですね。

今日はクルマを限界まで攻める必要があり、ほんの少しでもオーバーすると代償を払うことになります。ユウキのクラッシュもその一例でしたし、彼が無事で本当によかったです。

このサーキットは走っていてとてもエキサイティングですが、オーバーテイクが難しいのも事実です。決勝は簡単な展開にはならないと思いますが、単純な戦略だけでは勝てない分、何とかチャンスを見つけて前に出たいです。


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©Red Bull Content Pool


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