Qualifying
F1 2025
Round 6

フェルスタッペンが今季3度目のポールポジション獲得、角田裕毅はスプリント6位&予選Q3進出

us Miami International Autodrome

現地時間5月4日土曜日、F1第6戦マイアミGPの2日目がマイアミ・インターナショナル・オートドロームで開催され、HondaがTeam Partnerとして支援するOracle Red Bull RacingとVisa Cash App Racing Bulls F1 Teamが、スプリントレースと予選に臨みました。

フェルスタッペンが今季3度目のポールポジション獲得、角田裕毅はスプリント6位&予選Q3進出

マックス・フェルスタッペンがスプリントをペナルティにより最下位に終わったものの、その後の予選で3年連続となる今季3度目のポールポジションを獲得しました。角田裕毅はスプリントでピットレーンからスタートし、10位でチェッカーフラッグを受けましたが、他車のペナルティにより最終結果は6位となり、3ポイントを獲得しました。その後の予選では10番手を獲得しました。

イザック・ハジャーがスプリントを10位、予選は11番手につけました。リアム・ローソンはスプリント13位、予選15番手でした。


Max Verstappen
Max Verstappen 1
Oracle Red Bull Racing
正直なところ、今日ポールポジションを獲れるとは思っていませんでした。ただ、1周をうまくまとめることができて、大きなミスもなかったので、その点はとても前向きに捉えています。朝の段階ではあまり良いスタートが切れず、スプリントも僕たちにとっては厳しい展開でした。ペナルティを受けたあとは成す術がなく、気持ちを切り替えて予選に集中するしかありませんでした。その結果、1日のうちに最後尾からトップに立てたのは良かったと思います。

予選前にクルマのセットアップを少し変更し、各セッションごとに段階的に改善を進めていきました。まだ低速コーナーには改善の余地がありますし、1周の絶対的な速さという意味では最速ではないかもしれませんが、それでもラップをまとめられたことが最も重要だったと思います。

サーキットに到着すれば、あとはレースモードに入るだけです。ポールポジションを獲得できたことは本当にうれしいですし、これはチーム全体の努力の賜物です。細部まで徹底的に見直し、全員が一丸となってベストを尽くしてくれています。

明日の決勝に向けては、ドライコンディションでは今日ほどの速さは出せないかもしれません。ただ、天気が崩れれば何が起きても不思議ではないので、どんな状況にも対応できるよう準備しておくことが大切です。マシンには一定の競争力があると感じているので、あとはすべてを最大限に引き出せるかどうかですね。どんな展開になるか楽しみにしています。

Yuki Tsunoda
Yuki Tsunoda 22
Oracle Red Bull Racing
今日は予選でもう少し上を狙っていたので、正直、複雑な気持ちです。ただ、スプリントでは良いリカバリーができましたし、ポイントも獲得できたので、ポジティブな要素も多くありました。ピットレーンスタートから6位まで追い上げることができたので、“何でも可能だ”という気持ちになれました。

予選では全力を出し切りました。これまでの予選ではミスが続いていましたが、今回はかなりクリーンなラップができたと感じています。だからこそ、10番手という結果には少し残念な気持ちもあります。ラップそのものは悪くなかったものの、まだ改善の余地があると思っています。すぐにトップ5に入れるような簡単な世界ではありませんし、あまりネガティブになりすぎないようにしたいです。

レースペースについては、フリー走行1回目のロングランでは正直あまり良い感触がありませんでしたが、そこからセットアップを見直して、マシンのフィーリングもかなり良くなっています。決勝ではしっかりと力を発揮できると思いますし、自信も持っています。

スプリントは雨の影響で波乱の展開になりましたが、日曜日の天気がどうなるかはまだ分かりません。今日は14台をオーバーテイクしたので、明日は“あと9台”です!しっかりポイントを取れるよう、前向きな気持ちでベストを尽くします。

Isack Hadjar
Isack Hadjar 6
Visa Cash App Racing Bulls F1 Team
今朝のスプリントは、F1で初めて本格的なウェットコンディションの中で走りました。すべてが新鮮で、多くの学びがありました。スタートはうまくいかなかったので、しっかり振り返って、明日の決勝に向けて修正します。レース全体を通しても、正直ペースは十分とは言えませんでした。戦略的にも、あと2周ほど早くピットに入っていれば展開が変わっていたかもしれませんが、それも結果論です。

予選はとても悔しい内容でした。クルマの仕上がりは悪くなく、Q3進出も狙える状態だったのに、ほんのわずかな差で届きませんでした。明日の決勝を考えると、もう少し前のポジションからスタートできていればという思いもありますが、それもレースです。セッションとしては完璧とは言えませんでしたが、自分のアタックには納得しています。いまのところ、シケインで一番タイムを失っているようなので、データを見ながら改善点を探っていきます。

明日は雨が降るか、コンディションが変わりやすくなる可能性もあります。11番グリッドからのスタートですが、スタートを決めて戦略が噛み合えば、ポイント圏内でのフィニッシュを狙えると信じています。

Liam Lawson
Liam Lawson 30
Visa Cash App Racing Bulls F1 Team
スプリントのスタートはうまく決まり、1周目で何台かをオーバーテイクすることができました。ペースも悪くなかったのですが、路面が乾いていくコンディションの中で、全員が難しい状況に直面していたと思います。アロンソ選手は冷えたタイヤでコースに戻ってきていたので、僕はその後ろでDRSのタイミングをうかがっていました。接触はまったく意図していなかったもので、不運なアクシデントだったと思います。あのペナルティは本当に悔しいですね。あれがなければ、週末を良い形でスタートできていたはずです。

予選では、明らかにバッテリーに問題があって、マシンがフルパワーを発揮できませんでした。今日はマシンに良い手応えを感じていただけに、本当に残念です。明日までに問題が解決できることを願っていますし、天候もレース展開に大きく影響しそうなので、そこも含めてしっかり準備したいと思います。また明日、全力で戦います。


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