Race
F1 2025
Round 4

フェルスタッペンは6位、角田裕毅はチーム移籍後2戦目で初ポイント獲得

bh Bahrain International Circuit

4月13日(日)、第4戦F1バーレーンGPの3日目がバーレーン国際サーキットで開催され、HondaがTeam Partnerとして支援するOracle Red Bull RacingとVisa Cash App Racing Bulls F1 Teamが、決勝レースに臨みました。

フェルスタッペンは6位、角田裕毅はチーム移籍後2戦目で初ポイント獲得

Oracle Red Bull Racingは、マックス・フェルスタッペンが6位、角田裕毅は移籍後2戦目にして初ポイントを獲得し、ダブルポイントを持ち帰りました。

Visa Cash App Racing Bulls F1 Teamは、イザック・ハジャーは13位、リアム・ローソンは16位でした。


Max Verstappen
Max Verstappen 1
Oracle Red Bull Racing
今日はいろいろなことがうまくいかない中で、6位という結果はポジティブに捉えられると思います。スタートからうまく決まらず、レースを通してタイヤマネジメントにも苦しみました。特にハードタイヤではグリップもペースもまったく感じられませんでした。

ピットストップではライトに問題(※)があり、大きくタイムを失ってしまい、トラフィックの中に戻ることになってしまいました。2回目のピットストップではさらに状況が悪化し、一時は最後尾まで順位を落とす場面もありました。

(※本来「赤消灯=発進」だが、「赤点灯+黄点滅」が消えず4.7秒を要した。)

最後はピエール(ガスリー)とのバトルを楽しみましたし、最終ラップでのオーバーテイクもあり、少しでも多くのポイントを獲得しようと最後まで全力を尽くしました。6位という結果は、今日できるベストだったと思います。

理想的な週末とは言えませんでしたが、これからも改善を続けていきます。今抱えている課題に対してチームとして取り組み、次戦のサウジアラビアGPではもっと競争力のあるパフォーマンスを発揮できるよう努力していきます。

Yuki Tsunoda
Yuki Tsunoda 22
Oracle Red Bull Racing
今日はまたひとつ、学びの多い一日となりました。もっと良い結果を出せたと思っていますし、チームとしてもまだ改善できる部分がたくさんあると感じています。ピットストップの問題(※)でポジションを落としてしまったのは残念です。

(※本来「赤消灯=発進」だが、「赤点灯+黄点滅」が消えず4.2秒を要した。)

ペース自体は良かったのですが、もう少しポジションを上げられたのではないかという気持ちもあり、正直、完全には満足していません。ただ、まだこのチームでの2戦目ということもあり、初めて経験することも多くあります。こうした新しい出来事がこの早い段階で多く起きていることは、今後の自分の成長につながるという意味では、ポジティブに捉えています。

全体的に見れば、このチームで初ポイントを獲得できたのは、前向きに捉えるべき一日だったと思います。鈴鹿から一歩前進できたと感じていますし、チームが自分を支えてくれたこと、そしてこれほど早く良い形で共に進歩できていることに、とても感謝しています。

次戦のサウジアラビアGPについては、まだ具体的な目標は立てていませんが、今やっていることをしっかりと継続していくことが大切だと思っています。予選で少しでも良い結果を出せれば、レースもより楽になるはずなので、そこを目指して頑張りたいです。

Isack Hadjar
Isack Hadjar 6
Visa Cash App Racing Bulls F1 Team
スタートはうまく決まらず、4つポジションを落としてしまいました。グリッドからほとんど動けていないような感覚があり、なぜそうなったのかは正直まだ分かっていません。手順自体は問題なかったと思いますが、ホイールスピンが起きてしまい、最初の1周からリズムを崩してしまいました。

予選でもう少し上のポジションを獲得できていれば、レース展開も違っていたかもしれません。それでも、今日のペースと戦略は攻めた内容だったと思っていて、それ自体は正しい選択だったと思います。

ただ、スタート後に前との差が広がってしまったことや、セーフティカー後の再スタートでユーズドのハードタイヤを履かなければならなかったのは厳しかったです。今回のバーレーンGPで見落とした点をしっかり分析して、次に向けて改善していきたいと思います。

Liam Lawson
Liam Lawson 30
Visa Cash App Racing Bulls F1 Team
 レースはアクション満載で、マシンのスピードも良かったのですが、それを活かすのが難しい展開でした。実際にオーバーテイクできたのは、かなり遅めに飛び込む形がほとんどで、それ以外に方法がなかったように思います。意図的に接触したつもりはありませんが、スチュワードがペナルティを科したということなので、それぞれのインシデントはしっかり振り返る必要があると思います。

チームとして前進している姿勢を結果で示せなかったのは残念です。予選では本当に速さがありましたが、それを発揮する機会がありませんでしたし、レースでも良いペースはありましたが、後方スタートではできることに限界があります。全体として、いろいろな要素がかみ合わず、うまくいかなかったレースでした。


Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image

レポート公開日
戻る