Practice 2
F1 2025
Round 4

F1バーレーンGP初日、角田裕毅と岩佐歩夢がOracle Red Bull Racingで走行

bh Bahrain International Circuit

4月11日(金)、F1第4戦バーレーンGPの初日がバーレーン国際サーキットで行われ、リザーブドライバーの岩佐歩夢がフリー走行1に出走しました。

F1バーレーンGP初日、角田裕毅と岩佐歩夢がOracle Red Bull Racingで走行

HondaがTeam Partnerとして支援するOracle Red Bull RacingとVisa Cash App Racing Bulls F1 Teamは、F1バーレーンGP初日のフリー走行に臨みました。

Oracle Red Bull Racingでは、フリー走行1で岩佐歩夢がフェルスタッペンに代わってRB21を初走行し、19番手を記録。角田裕毅は9番手につけました。フリー走行2ではフェルスタッペンが復帰して7番手、角田は18番手でした。

Visa Cash App Racing Bulls F1 Teamは、フリー走行1でリアム・ローソンが8番手、イザック・ハジャーが12番手。フリー走行2ではハジャーが6番手、ローソンは12番手となりました。


Max Verstappen
Max Verstappen 1
Oracle Red Bull Racing
今日は少し難しい一日になりました。僕にとっては短い一日になりました。FP1はアユム(岩佐歩夢)が走ったので、僕の走行時間は限られていました。
 数周かけてようやく感覚が戻ってきましたが、マシンバランスはそれほど悪くなかったものの、グリップにはかなり苦しみました。

チームとしても金曜のアプローチが他チームと少し異なっていたので、それが影響している可能性もあります。
ただ、現時点では差がかなり大きいので、まだやるべきことがたくさんあります。ロングランに関しても改善が必要ですし、明日はもっと楽しめる一日になればと思っています。

Yuki Tsunoda
Yuki Tsunoda 22
Oracle Red Bull Racing
今日は学びの多い一日でした。マシンごとに異なるセットアップを試し、パフォーマンスの違いを確認していました。ただ、フリー走行2回目は全体的にバタついてしまい、うまくまとめきれませんでした。

また、レースエンジニアとの無線でのコミュニケーションにも課題があり、意思の疎通に少し苦労しましたが、まだ一緒に仕事を始めて5セッション目なので、お互いを理解し合うためのプロセスだと思っています。

今は少し苦戦していますが、無線でのコミュニケーションがクリアになれば、ウォームアップやスイッチ操作といったオペレーションがスムーズになり、それがラップタイムの向上にも繋がるはずです。

もしかしたら、僕の“ジャパニーズ・イングリッシュ”と彼の“スコティッシュ・イングリッシュ”をすり合わせるために、今夜はウッディ(エンジニア)と飲みに行った方がいいかもしれませんね!きっと楽しい夜になると思います。

現時点で僕たちがどの位置にいるのか判断するのは難しいですが、ポテンシャルは感じています。ただ、それを引き出すのが難しい状況です。最高の金曜日だったとは言えませんが、週末に向けて改善していきたいですし、自分自身ももっと良くならなければいけません。

まだかなり前向きな気持ちは変わっていませんし、今夜中にいろいろと調整していけると思っています。

Ayumu Iwasa
Ayumu Iwasa 37
Oracle Red Bull Racing
RB21を運転する機会をいただき、本当に素晴らしい経験になりました。チームの皆さんには心から感謝しています。今回はセッション序盤に空力テストがあった関係で、あまり多くの周回はできませんでしたが、自分なりにベストを尽くし、ミスをしないよう集中して臨みました。

セッションの終盤にはマシンにもだんだん慣れてきて、無線でもより多くのフィードバックを伝えられるようになりました。GP(ジャンピエロ・ランビアーゼ)やエンジニアの皆さんと仕事ができ、彼らのアドバイスを聞けたのは非常に貴重でした。

以前、現レーシングブルズのマシンでもテスト経験がありましたが、今回改めて別のF1マシンに乗る機会を得られて本当に良かったです。マシンもチームも新しい環境での経験は、将来に向けた準備として非常に有意義なものになりました。

Isack Hadjar
Isack Hadjar 6
Visa Cash App Racing Bulls F1 Team
今日はFP2の内容がとても良かったです。特にFP1では、路面温度が非常に高く、有効なデータをほとんど得られませんでしたが、FP2では状況が一変し、意味のある走行ができました。1周のペースでは力強さを感じましたし、全体的にクルマのフィーリングも良好でした。

ただ、まだ改善の余地はあるので、明日に向けてやるべきことは多いです。今夜はしっかりと準備して臨むつもりなので、前向きな気持ちでいます。

中団グループは予想どおり接戦で、明日の予選では細かな部分が勝負を分けることになるでしょう。僕たちもその中にしっかりと加わっているので、楽しみにしています。

Liam Lawson
Liam Lawson 30
Visa Cash App Racing Bulls F1 Team
FP1は路面コンディションが難しく、FP2はやや厄介なセッションになりました。FP2ではバランスがやや崩れましたが、全体的にはマシンの状態は良好だと感じています。あとは細かい調整だけです。

明日の日中のセッションは、予選にはあまり参考になりません。それでも、可能な限りのデータを収集して臨むつもりです。FP2では大きなミスをして順位を落としてしまいました。このサーキットでは、完璧な1周をまとめることが非常に重要で、少しのミスが大きく順位を左右します。すべてのドライバーにとって、完璧なラップを刻むことがカギになります。

現在のF1では、素晴らしいラップとミスをしたラップとの差が非常に大きく、順位に直結するので、走行中は大きなプレッシャーを感じます。


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