ビバ・ラスベガス! レースはエキサイティングで楽しかったですが、とてもあわただしい一戦でした。今日の優勝は努力なくしては勝ち取ることはできなかったし、たくさんのオーバーテイクとバトルがレースを面白くさせてくれました。スタート直後のことで5秒ペナルティを受けてしまったのは残念でしたが、シャルル・ルクレール選手(フェラーリ)を押し出すつもりはなく、第1コーナーで2人ともブレーキングを遅らせて進入したところ、グリップがなく起こってしまったことでした。ミディアムタイヤからのスタートは大変でしたが、ハードタイヤに変更してからはペースが大幅に改善されました。接触でフロントウイングにダメージを負ってしまっていたので、ダウンフォースを大幅に失ってしまいましたが、走行可能だったので続行することにしたのです。その後は全力でプッシュし、最終ラップではペレス選手がスリップストリームを使えるように走りました。チームで表彰台1-2を獲得できず残念でしたが、年間ドライバーズランキングの1-2を獲得するというすばらしい結果になりました。次戦はいよいよ今シーズン最後のレースをアブダビで迎えます。

スタートからとても緊迫した展開となり、フロントウイングにダメージを負ってしまいました。もう終わりかと思いましたが、ハードタイヤに替えてからのペースがとてもよく、レースで再びトップ争いができる位置に戻ることができました。セーフティカーが私たちにとっていいタイミングで出たこともあり、そこから調子を上げることができました。ルクレール選手をオーバーテイクしたのですが、装着したウイングが少し余分だったこともあって、彼を十分に引き離すことができませんでした。表彰台の2位を獲得できなかったのは悔しいですが、トップスピードが少し足りなかったようです。チームにとって初めて年間ドライバーズランキングで1-2を獲得し、歴史に残る偉業を達成できたことをとても誇りに思います。今シーズンは、いいときは最高な結果ですが、悪いときは最悪な結果になってしまうこともある緊迫したシーズンを過ごしています。ドライバーとして、そして人間として、このようなタフな経験をくぐり抜けてきたことは、このシーズンで得た最大のものだと感じています。メンタル面でも厳しい時期はありましたが、それを上回る最高の結果を出すことができました。チームと支えてくれたすべての人に感謝をしています

決勝には期待をもって臨みました。このサーキットの新しく作られた路面は滑りやすく、特に路面温度が低いときにタイヤを作用させるのに苦戦していたので、スタートとリスタート時は苦労すると分かっていました。数周かければタイヤを温めて集団に戻れると思っていましたが、実際は難しかったです。言い訳ではなく、この週末に苦戦していたことは事実なので、過去のデータから解決策を見つけなければなりません。終盤にリタイアするマシンもいて、彼らよりはいいペースで走っていたのですが、トップ10入りするには足りませんでした。また来週もミディアムダウンフォースのサーキットでレースをするので、来週に期待したいと思います。気持ちを切り替えて、次のレースに挑みます

チーム内で戦略を分けて、私の方は少し賭けに出たのですがうまくいきませんでした。スタートはうまくいってトラブルを避けることができ、いくつかポジションも上げることができたのですが、残念ながらTOP10入りできるほどのペースはありませんでした。ペースで苦戦すると分かっていた分、なにか違った戦略を試さなければいけないと思っていたので、チャレンジできたことには満足しています。今日は結果に反映することができず、リタイアとなってしまいました。次戦のアブダビはポイント獲得を目指し、ベストを尽くして戦います