Sprint
F1 2023
Round 21

フェルスタッペンがサンパウロGPのスプリントで勝利

br Autódromo José Carlos Pace

第21戦サンパウロGPのスプリントがインテルラゴス・サーキットで行われ、HondaがTeam PartnerとしてサポートしているOracle Red Bull Racingのマックス・フェルスタッペンが優勝、チームメートのセルジオ・ペレスは3位となりました。

フェルスタッペンがサンパウロGPのスプリントで勝利

Scuderia AlphaTauriの角田裕毅は6位入賞、ダニエル・リカルドは9位でフィニッシュしました。


Max Verstappen
Max Verstappen 1
Oracle Red Bull Racing
スタートが重要なレースでした。第1コーナーにかけてリードを取って、その後の数周をコントロールすることが大事でした。ここはタイヤのデグラデーションが大きいので、マネジメントがとても難しく、序盤から気をつけて走らなくてはなりませんでした。同じタイヤでの長いスティントとなるので、常に全開で走るわけにはいかず、適切なタイミングでプッシュする必要がありました。結果的にタイヤマネジメントがうまくいったのでよかったですし、シーズンを通じていいスプリントができていることはポジティブだと思います。明日に向けて、今日得たことはとても多いでしょう。ランド・ノリス選手(マクラーレン)とはレースを通して僅差だったので、明日の決勝も接戦になると思います

Sergio Perez
Sergio Perez 11
Oracle Red Bull Racing
いい結果ではありますが、よりよいスタートを決めて優勝争いができればよかったと思います。スタートがうまくいかず、1周目ではメルセデス勢にオーバーテイクされてしまい、思ったようなレース運びとはなりませんでした。懸命にプッシュをしたことで序盤にタイヤを使ってしまい、後にツケが回ってきてしまいました。明日がメインの決勝ですし、みんながスプリントから多くを学ぶでしょう。タイヤのデグラデーションは大きく、エンジンやブレーキなどいろいろなことに影響が出てくると思います。タイヤマネジメントが重要な、バトルの多い長いレースになりそうですが、レースペースはいいので表彰台を目指して戦います

Yuki Tsunoda
Yuki Tsunoda 22
Scuderia AlphaTauri
まず、チームのみんなに感謝しています。昨日はうまくいきませんでしたが、チーム一丸となって今日はばん回することができました。昨日の予選は16番手でしたが、今日のスプリント・シュートアウト(SQ)で6番手を獲得できたことは、正しい方向に進めているという証拠だと思います。今日のマシンでは楽しんで走れていますが、昨日と違う原因を調べる必要があります。ドライビングの面では改善できることがいくつかありましたが、SQ3の最後のラップがベストだったと思うので、スプリントをいいポジションからスタートできました。チャンスを最大に活かして、今シーズン最高位の6位を獲得することができました。もう何周かあれば、前方にいたシャルル・ルクレール選手(フェラーリ)と5位争いができたかもしれません。今日のレース運びには満足していますし、特にマシンのペースがとても力強かったです。リカルド選手も同じくいいペースだったので、これはチームの力だと思います。チームの尽力なくしてはこの結果にはならなかったと思うので、チームのみんなに感謝しています。今は明日の決勝がとても楽しみです。いい流れに乗れているので、さらなるパフォーマンスを発揮したいと思います。後方からのスタートなので簡単にはいかないと思いますが、いいマシンが準備できているので、より多くのオーバーテイクをしてポイント獲得を目指します

Daniel Ricciardo
Daniel Ricciardo 3
Scuderia AlphaTauri
今日はだいぶよくなったし、昨日できると思っていたことができました。昨日の予選は必要なときに力を発揮できず、ほとんど自分のせいだと思っています。特にSQ2のミディアムタイヤは手応えもよく、いいラップを走れました。ソフトタイヤでは、昨日ほどではないものの第1、第2コーナーで苦戦して、最後のアタックラップは思った通りにいきませんでした。チームとして6番手と8番手はいい結果だったのではないでしょうか。
スプリントはバトルを楽しんで走ることができましたが、一方で悔しいレースになりました。SQで2台ともトップ8入りして、ポイントを獲得できるペースがあったので、角田選手はよくやったと思います。カルロス・サインツ選手(フェラーリ)を第1コーナーで追い抜くたびに、その後DRSを使って追い抜かれてしまいました。またオスカー・ピアストリ選手(マクラーレン)にも第8コーナーで抜かれてしまい悔しいです。戦略的には、明日はよりよいレースをすることができるでしょう。アスファルトの影響もあるかと思いますが、レース中に変化するコンディションにうまく合わせて走ることができたと思います。レース終盤の何周かでサインツ選手との差を大きく縮めることができましたが、残念ながらフィニッシュ時にまだコンマ数秒の差がありました。マシンが改善され、前進できたことはポジティブだと思います。今日のスプリントでいくつか学ぶこともできたので、明日の決勝に活かしたいです。リプレイを見直して、より前方がクリーンな状況で走れるように、そしてよりよいオーバーテイクができるように改善していきたいと思います


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