Race
F1 2023
Round 21

フェルスタッペンがポール・トゥ・ウインで今季17勝目

br Autódromo José Carlos Pace

第21戦サンパウロGPの決勝がインテルラゴス・サーキットで行われ、HondaがTeam PartnerとしてサポートしているOracle Red Bull Racingのマックス・フェルスタッペンが優勝、チームメートのセルジオ・ペレスは4位となりました。

フェルスタッペンがポール・トゥ・ウインで今季17勝目

Scuderia AlphaTauriの角田裕毅は9位、ダニエル・リカルドは13位でフィニッシュしました。


Max Verstappen
Max Verstappen 1
Oracle Red Bull Racing
ブラジルではすばらしいレースウイークを過ごすことができました。決勝は全体を通して安定したペースで走ることができました。1スティントが長くタイヤのデグラデーションが激しいので、タイヤマネジメントが重要でした。ランド・ノリス選手(マクラーレン)がいい走りをしていたので、1周目を守ってギャップを維持しなくてはなりませんでした。私より新しいタイヤでスタートしたノリス選手は1スティント目で迫ってきましたが、私は落ち着いて走りました。彼とはいいレースができました。3週連続となったレースウイークはとても長かったので、少し休んでから次戦のラスベガスGPに向けて準備をします。この勢いを今シーズン最後まで続けていきたいと思います

Sergio Perez
Sergio Perez 11
Oracle Red Bull Racing
序盤でメルセデス勢を追い抜くのに時間がかかったことがレースに影響してしまい、その後はフェルナンド・アロンソ選手(アストンマーチン)に先を越されてしまいました。徐々に彼との差を縮めて、終盤には表彰台まであと一歩のところまで近づきました。フェアでいい戦いをしてくれたアロンソ選手はすばらしかったと思います。私たちのどちらが表彰台を獲得してもおかしくなかったし、彼が勝ち取ったことは当然の結果でした。チャンスがあれば狙っていきましたが、彼はストレートでとても速く、終盤はこれ以上なにもできませんでした。この数週間は調子がよかったのにもかかわらず、うまくまとめきれなかったと思います。それでも、ポイントを獲得してランキング2位をキープできたので、すばらしい週末でした。次戦のラスベガスGPも楽しみです

Yuki Tsunoda
Yuki Tsunoda 22
Scuderia AlphaTauri
チームはよくやってくれました!ポイント獲得はとてもうれしいですが、もっと上位を目指せました。第10コーナーでミスをしたためポジションを1つ落としてしまい、チームには申し訳ないことをしてしまいました。もっと力はあったはずですし、特に信頼性の問題についてはこれから調べていきます。リカルド選手も、同じく速さがあっただけにとても残念です。ポジティブな面は、16番手からスタートして9位で終えられたことです。マシンのペースのよさを証明できたし、オースティンで投入したアップグレード以来大きく進歩していると感じています。3週連続でポイントを獲得でき、いい波に乗れているので、このままシーズン残り2戦も続けていきたいと思います。マシンのパフォーマンスを最大限に引き出し、コンストラクターズランキングで上にいるウィリアムズ・メルセデスとの差を縮めるために、引き続きポイント獲得を目指します 

Daniel Ricciardo
Daniel Ricciardo 3
Scuderia AlphaTauri
スタートはとても荒れました。目の前で大きなクラッシュがあり、周辺にはデブリが多かったのですが、うまく走り抜けたと思いました。しかし、フリスビーのように飛んできたタイヤがだんだんと近づいてくるのが見え、マシンのリアウイングに当たりダメージを負ったのがミラーで確認できました。赤旗中断後にピットに戻り、チームがレースに復帰できるよう修復してくれました。私と同じく修復を行ったオスカー・ピアストリ選手(マクラーレン)は、残念ながら周回遅れのピットレーンからスタートになってしまいました。今日は速さがあった分、とても悔しい結果になりました。角田選手がポイントを獲得できるように彼の後方で走りましたが、前方がクリアになるととてもいいペースで走ることができました。あまり自分が得意としていないサーキットなのですが、この週末にかけて改善できたことに満足しています。もしリスタート時に周回遅れになっていなければ、ポイントを獲得してチームに貢献できていたと思います。次戦が楽しみです



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