Race
F1 2023
Round 20

フェルスタッペンがメキシコシティGPで勝利。今季16勝目を挙げる

mx Autodromo Hermanos Rodriguez

第20戦メキシコシティGPの決勝が、メキシコシティのエルマノス・ロドリゲス・サーキットで行われ、HondaがTeam PartnerとしてサポートしているOracle Red Bull Racingのマックス・フェルスタッペンが優勝し、今季16勝目を挙げました。チームメートのセルジオ・ペレスは、スタート直後の第1コーナで接触。リタイアとなりました。

フェルスタッペンがメキシコシティGPで勝利。今季16勝目を挙げる

Scuderia AlphaTauriのダニエル・リカルドは7位、角田裕毅は12位となりました。


Max Verstappen
Max Verstappen 1
Oracle Red Bull Racing
今日のマシンのペースは絶好調だったので、ほかのチームとは違う戦略を計画していましたが、残念ながらレッドフラッグでレースが一時中断したため、実行には至りませんでした。とはいえ、ハードタイヤでパワフルな走りができました。1シーズンで16勝を挙げるとは思っていなかったので、今季の成績は自分でも信じられません。ペレス選手の立場になれば、オープニングラップで攻めた気持ちは理解できます。ホームレースで表彰台を獲得できたら、どれほどすばらしかったのだろうと思います。最後まで、観客の応援がすばらしいウイークエンドでした。次回のブラジルGPに向けて、気持ちはすでに切り替わっています。どんなレースになるか楽しみです

Sergio Perez
Sergio Perez 11
Oracle Red Bull Racing
おそらく今季でベストといえる、すばらしいスタートを切れました。ギャップを縮める以外考えられませんでしたが、シャルル・ルクレール選手(フェラーリ)のブレーキタイミングがあそこまで遅いとは、正直なところ想像していませんでした。3台がコーナーに侵入するには無理がありました。リスクがあったとはいえ、うまくいけば優勝も狙えたので、なんとしてもやり抜きたい気持ちでした。表彰台を2回飾ったことのあるホームレースなら、誰でも全力を尽くしたいと思うでしょう。心の底から優勝したいと願っていたので、最大限努力しました。リタイヤはとても残念ですが、自分とチームが残した結果を誇りに思います。これこそレースですし、スポーツではこういうときもあるものです

Daniel Ricciardo
Daniel Ricciardo 3
Scuderia AlphaTauri
いろいろな気持ちが込み上げますが、とにかくいい気分です。第1コーナーまでが長いので、このコースで2回スタートを切るのは緊張しますし、何が起こってもおかしくありません。最初のスタートでは第1コーナーに4番手で侵入し、そのまま通過したので満足でした。2回目のスタートでは、レッドフラッグでレースに影響が出るだろうと思っていましたが、大きなクラッシュを喫したケビン・マグヌッセン選手(ハース)にケガがなくてよかったです。ほかのチームがミディアムタイヤでリスタートするなか、ハードタイヤでリスタートし、落とした順位が1つだけだったのはベストなシナリオに近く、いい戦いができました。ランド・ノリス選手(マクラーレン)と小競り合いになりましたが、彼に譲って自分のリズムを取り戻すことに専念しました。ノリス選手がジョージ・ラッセル選手(メルセデス)を捉えれば、私たちも接近すると予想し、まさにその通りになりました。ファイナルラップではあと一歩及びませんでしたが、終盤にメルセデスと戦えたのはエキサイティングでした。貴重な6ポイントを獲得でき、とてもいいウイークエンドになりました。この調子をキープしたいと思います

Yuki Tsunoda
Yuki Tsunoda 22
Scuderia AlphaTauri
ポイントを獲得できたリカルド選手とチームを祝福します。ペースは予想通り順調だったので、オスカー・ピアストリ選手(マクラーレン)との接触があったのは残念でした。ハードタイヤでのスティントには満足しています。あれがなければ8番手にはつけなかったと思います。パワーがあり、マシンが好調であることがわかりました。ほかのマシンについていくのが難しく、徐々にタイヤが厳しくなってきたので、なるべく早くオーバーテイクしたかったです。接触によって集団から順位を落としてしまったので、とても申し訳なく思います。このコースとマシンの相性はよかったので、低速コーナーのある次回のブラジルGPでは、同じポテンシャルとチャンスを期待しています。残りのレースではトップ10入りを目指します



投稿日