Qualifying
F1 2023
Round 20

フェルスタッペンが3番手 ペレスが5番手でフェラーリ勢を射程圏内に

mx Autodromo Hermanos Rodriguez

第20戦メキシコシティGPの予選は現地時間28日、メキシコシティのエルマノス・ロドリゲス・サーキットで行われ、HondaがTeam PartnerとしてサポートしているOracle Red Bull Racingのマックス・フェルスタッペンが3番手。チームメートのセルジオ・ペレスは5番手につけました。

フェルスタッペンが3番手 ペレスが5番手でフェラーリ勢を射程圏内に

Scuderia AlphaTauriのダニエル・リカルドは4番手、角田裕毅は15番手となりました。


Max Verstappen
Max Verstappen 1
Oracle Red Bull Racing
ベストを尽くそうとしたのですが、今日はあまりうまくいきませんでした。標高が高いサーキットなのでグリップがとても弱く、いつものように予選でハードにプッシュするのは容易ではありません。予選Q3ではバランスがパーフェクトとはいえず、小さな積み重ねがコンマ1秒の差につながってしまいました。とはいえ、フェラーリとの差は開いておらず、明日は長いレースになります。自信はあります。ポールポジションからスタートしたかったですが、第1コーナーでスリップストリームをうまく使えると思うので、何ができるかは検討してみます

Sergio Perez
Sergio Perez 11
Oracle Red Bull Racing
フェラーリのスピードは予想外で、どこから浮上してきたのかがわかりませんでした。全体的にクリーンラップで感触はよかったのですが、予選ではいまひとつ伸び悩んだのが残念でした。理想通りにQ3でニュータイヤセットを使うことはできず、ユーズドタイヤのデメリットが大きすぎました。フロントかセカンドローを狙おうとしていましたが、それでも5番手につけています。明日はさまざまな展開があり得るので、前の4台をオーバーテイクしたいですし、レースでは何が起こるか予想できません。長いレースになり、第1コーナーまでの距離が長いので、ここでオーバーテイクするのは非常に難しいですが、可能性はありますし、私にはサポートしてくれる仲間がついています

Daniel Ricciardo
Daniel Ricciardo 3
Scuderia AlphaTauri
予選の結果はとてもうれしいです。4番手という結果は、予想を上回るもので、この週末が始まった時点でペースはよかったです。アメリカGPの後、メキシコでマシンセットアップを試すことができました。少し違うマシンにしてみたところ、期待を超えるものでした。昨日は全力で取り組めてよかったです。マシンに自信を持てました。パープルセクター(最速タイム)を記録したことも何度かある、常にトップ10入りは堅いマシンです。予選が始まるまでは、Q3に進出できるかどうかは問題ではなかったのですが、予想以上のグリッドを獲得できました。角田選手がとてもいい仕事をしてくれて、Q1とQ2でスリップストリームをつくってくれたことで、タイムがさらに0.1~0.2秒伸び、Q3では自分たちのペースを出すことができました。その観点では、結果につながるペースは持ち合わせていたということです。チーム全員で喜ぶべき、すばらしい結果です。このような結果はそう頻繁にあることではないので、私自身も喜びを十分に味わいたいところです。明日はポイントがかかっていますが、スコアを大きく伸ばせるチャンスがあると思います。仕事の半分は終わりましたが、第1コーナーまでの距離が長いので、落ち着いていいラインを取り、精一杯戦います

Yuki Tsunoda
Yuki Tsunoda 22
Scuderia AlphaTauri
まず、リカルド選手とチームを祝福したいです。エンジンペナルティを受けていることは分かっていたので、チームメートのために最大限貢献したいと思いました。どちらもQ3に進めるポテンシャルがあるからこそ悔しい結果ではありましたが、チームとチームメートをサポートできたことをうれしく思います。フリー走行の際は主にペースに集中していましたが、明日は力強い走りができると確信しています。ベストを尽くし、一台でも多くオーバーテイクします。マシンの性質がコースに合っているようなので、両者ともにポイントを獲得できる位置でのフィニッシュを狙います



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